ベンチャー企業社長の挑戦、そして苦闘

 サン・アクト株式会社は京都で、環境や緑化だけでなく、
深く多様な衣食住空間をできる限り発信することを目指す企業です。
 ベンチャー企業社長である、私自身が語る挑戦と苦闘の日々。
また、妻と5人の子供達の歩み、そして様々な方へ、私なりの思いをこのブログで発信続けていきます。
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2018.08.01 Wednesday | - | - | -

拝啓、イノシシ様へ


(画像はイノシシ様ではありません)

 お世話になります。
 サン・アクト株式会社 代表取締役 小島愛一郎と申します。

 まずは簡単な自己紹介をさせていただきます。私は緑化・環境関連の小さなベンチャー企業を経営しております。

 私はいわゆる「人間」という生き物で、人間同士であれば、メールアドレスというものがあり、それによってお互い連絡するのですが、残念ながら「イノシシ」様のアドレスを知りません。
 また、イノシシ様にとっては、まったくどうでもいい話なのですが、一応、社長という立場でブログというものを4年以上、書き続けており、初対面の方などは必ずこのサイトをご覧になってから私と会われることが大半となっております。よって、今回、いわゆる「社長ブログ」において、イノシシ様へのメッセージをエントリすべきか迷いましたが、他に手段が無いため、このような形と致しました。
 さらに私は、「標準語の日本語」・「関西弁」・「津軽弁」・「英語」・「中国語」と、それなりに話すことができるのですが、「イノシシ語」については残念ながら話すことができません。唯一、「ドリトル先生」という方が「動物語全般」を話されると聞いておりますが、書籍で拝見しただけで、面識もありません。
 できれば他の手段で、イノシシ様に対して、お伝えしたかった内容があったのですが、上記の各種理由により、今回、このような形となりましたことについて、何卒、ご理解いただきますよう心よりお願い申し上げます。

 前置きが長くなりました。申し訳ありません。以下、本題に入らせていただきます

小学生時代のトラウマ

 これもまた、イノシシ様にとっては関係の無い話なのですが、できればご理解いただきたいことがございます。
 私が小学生だった頃、登校する途中に放し飼いになっている犬がいました。毎日、静かに犬の前を通り過ぎるのですが、3日に1度は放し飼いの犬に追いかけ られました。それこそ、大きな声で吼えられ、追いかけ回されました。この経験がきっかけとなり、今でも犬が苦手です。さらには、失礼な話ではありますが、 イノシシ様のような巨大な動物も私は苦手となっております。簡単に言えば怖いのです。

昨今の動物の皆様の情勢

 恐らく、敏感なイノシシ様ですのでご存知かと思いますが、私の会社周辺には猿が出没したり、カラスがゴミを荒らしたりと、3年ほど前から、私共の居住空間に動物の皆様が頻繁に進出されています。
 先に書きましたように、犬が苦手な私は猿の出没も怖く、追いかけられた経験はありませんが、猿の姿を見るだけで、静かに後ろ歩きでその場を去るような状態にあります。
 このように3年ほど前から、昨今の動物の皆様の情勢が大きく変化しているのではと考えます。恐らく、多様な原因があると存じますが、やはり「食べ物」が、従来の動物各位の居住空間に無くなりつつあるのが最大の要因と考えます。
 人間たちは、「地球温暖化」の影響と考えております。気温・地温の変化によって、従来の植生が変化し、動物の皆様が食べるものが減少したと推測しております。このあたりについてイノシシ様は、どのようにお考えでしょうか?

イノシシ様へのお願い

 前置きが長くなったと書きながらも、またしてもいろいろと書いてしまいました。やっとイノシシ様へお伝えしたいことを書くことができそうです。
 まずは、以下の地図にて私どもの会社が利用している駐車場の場所を確認したいと存じます。

大きな地図で見る

 このように周囲を山で囲まれた中に駐車場があります。

 数年前までは、夜の23時頃にイノシシ様のご家族一同が駐車場付近を歩いておられるのを見た記憶があります。ちょうどその日は取締役会という会議が遅く まで続き、深夜近くに駐車場へ行った際に、皆様の姿を拝見し、極めて息が止まるような驚きを感じたことを今も忘れておりません。恐る恐る、皆様に見つから ないように車に乗り込みました。

 さて、今年に入ってから、イノシシ様のご家族は引越しされたと考えております。私どもが借りている駐車場のすぐ横を夜間のみのご自宅とされたと存じます。
 最近は、特に夜間のご自宅のご利用時間が早まったようで、数週間前までは夜の9時に駐車場に行っても、おられなかったのですが、とうとう最近は9時には既にご家族の皆様がご帰宅のようで、私自身も驚いています。

 ご存知かもしれませんが、私は毎日、22時頃に駐車場へ行き、その足で帰宅します。昨晩もそのような時間帯でしたが、「イノシシ様の唸り声」の歓迎を受け、私は怖い怖いと思いつつも、静かに車のドアを開け、乗り込みます。

 せっかく見つけられた夜間のイノシシ様のご自宅を変えて欲しいとは申しません。ただ、数年前は、もっと山奥におられたはずなのに、そしてもっと遅い時間 に駐車場付近に現れておられたはずなのですが、どうされたのでしょうか。可能であれば理由をお聞かせいただければと存じます。
 いや、やはり無理ですね。私はイノシシ語を話すこともできず、さらに犬や猿、イノシシ様のような姿の方々が基本的に苦手であるため、近寄ることもできませんので。

私なりのご提案

 そこで、私なりの提案がございます。またまた前置きがありますが、今しばらくお付き合い下さい。

 先に書いた洞爺湖サミットではG8首脳が、世界全体の温室効果ガスの排出量を2050年までに半減させるという数値目標を宣言しました。しかし、G8に 中国、インド、ブラジル、メキシコ、南アフリカの5ヶ国が加わった「主要経済国首脳会合(MEM)」での宣言ではこの数値目標について長期目標を採択する ことが望ましいというレベルのみで、明確に反映されませんでした。既に国家間で協調することが無理であることを露呈したとも言えます。
 イノシシ様にとっては、温室効果ガスについてご存知ないと考えます。それよりも日々のご家族の生活がすべてだと思っております。
 しかし、人間の世界においても、温室効果ガスについて知らない方も、そして日々、どうやって生活してくかが何よりも優先である人々が多数、存在します。 もちろん温室効果ガスだけが理由ではありません。戦争や内紛、人種間の問題など様々な理由が重なっています。ただ、明日の生活をどうすればいいかを懸命に 考えておられる人々が存在していることは事実です。

 イノシシ様が今年になって、人間が常日頃から利用する駐車場を夜間のご自宅として利用されていることは、まさしく明日の生活、ご家族の生活を考えた結果 だと考えます。それほど切迫した状態となっておられると推察いたします。私自身、とうとうここまでの状態になったのかと極めて危惧しております。
 イノシシ様や私が生存しているところは「日本」と言います。世界の中では先進国として技術、社会など全体的に進んでいる国と位置付けられています。その 日本においてすら、私ども人間が利用する空間にまでイノシシ様が進出せざるを得ない状況は、他の先進国においても同様の事象が発生している可能性が大きい とも言えます。もちろん国によって人間が利用する空間に進出する動物は違うはずですが。

 いずれにしましても、昨今の動物の皆様の変化は、皆様が以前より住んでおられた環境の変化、悪化を如実に物語っていると考えます。そして、その変化が限 界に達し、私ども人間の空間に進出せざるを得なかったのではと考えます。換言すれば、私ども人間はまだまだ環境の変化、悪化を身近に感じ取っていないとい うこととなります。
 
 極論かもしれませんが、イノシシ様の行動は、将来の私ども人間の姿を物語っているのではないかとも考えます。人間も住む場所を変えざるを得ない日が近い 将来、あるということです。人間は住む場所を変えるために、戦争という手段を利用する可能性があります。猿の民家への出没もある種の戦争かもしれません。
 しかし、猿同士が生き残るためにすぐに殺し合いをするとは考えられません。イノシシ様もご家族のために、他のイノシシ様を殺すことは考えに考えた最後の 手段だと存じます。しかし、人間は生き残るために、同じ人間同士で殺し合いをすることをまず最初に行うという可能性を捨て切ることはできません。その日が 来た時に、やっと他の人間は環境の変化、悪化に気付き、対策を講じるのかもしれません。しかし、それでは遅すぎると私は考えます。

 現在、世界では様々な理由で「原油」というものが高騰しております。昨日、漁業に従事されている方々が、漁船の燃料代の高騰に対し、一斉にストライキや 東京でデモを行われました。同様の事象は世界各国で発生しています。イノシシ様にストライキやデモをしていただくつもりはありません。また無理な話という ことも承知しております。

 ただ、楽な生活に慣れた先進国の人間にとっても、原油の高騰は、生活や経済を脅かしています。換言すれば、「原油の高騰」という事実があって、やっと先進国の人間は現実を直視し、ストライキやデモといった行動に出たと言えます。
 
 以下のお願いは、荒唐無稽な話かもしれません。

 イノシシ様が既に人間が居住している空間に進出せざるを得ないという現実は、ストライキ・デモといった意思表示の一つと考えます。
 つきましては、「イノシシ様のご友人にも協力いただき、できる限り多数のイノシシ様に人間が居住している空間に進出していただければ」と存じます。もち ろん、農業を営んでいる方々が、畑を荒らされるという被害が生じるかもしれません。しかし、私は永年、農家の方とお付き合いしております。農家の皆様も被 害には困っておられますが、根本的な理由は、自然環境の変化にあり、その変化をもたらしたのは私ども自身であることを十分に承知されています。

 この程度まで、イノシシ様が行動されなければ、私ども人間は、「既に迫っている危機」を直視せず、先のG8サミットのように先延ばしに終始すると私は考えます。

 私ども人間も、完全に馬鹿ではありません。ただ、「現実を直視しない」・「先延ばし」するという傾向があります。「エコ」と言いながらも、最後は「エ ゴ」に帰結すると言えるかもしれません。どんなに科学が発達しても、「エゴ」が私ども人間を破滅すると考えます。私どもやイノシシ様、そして他の生命体が 存在している地球自身は強固なものです。ただ、今のように何もしなければ、現存している生命体は地球に存在できなくなります。

 以上、無理は申しません。しかし、イノシシ様ご家族だけでなく、他のイノシシ様にも協力いただき、何らかの行動を示していただけませんでしょうか。できる限り、大きな行動を。

 イノシシ様にこのようなことをお願いすることは情けなく感じます。しかし、恥ずかしながら、人間のみで解決できる状態に既に無いところに来ていると私は 考えます。私も子供の頃からのトラウマにより、まだまだイノシシ様には恐怖感を覚えますが、ご協力いただけるのであれば、私も最大限の努力を致します。そ の際は具体的なご指示を頂戴できればとも考えております。

 是非とも、ご尽力を賜りますよう心よりお願い申し上げます。

                        敬具

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2008.07.16 Wednesday | 環境問題への思い | comments(0) | trackbacks(0)

お盆休みの前に:帰省手段を考える一つの方法



 先ほど、当社製品の集荷に、宅配便のドライバーが来社。ほぼ、毎日、集荷に来ていただいているため、顔見知りになっており、ついつい雑談をしてしまいます。

「やっと、落ち着いたでしょう」と私。
「えぇ、お中元の時はもう死ぬかと思いましたよ」とドライバー。
「お中元シーズンの時は、顔つきが違っていましたからね」と私。

 こんな感じでした。
 そして、今日は、こんなやりとりが。

「お盆休みはどうされるんですか?」と私。
「お盆休みなど、無いと思っていますよ」とドライバー。

 やはり、当然のことかもしれませんが、お盆中も配達・集荷する荷物は存在するようですが、それほど多忙ではないでしょう。

 さて、我々の会社もお盆期間中は僅かですが休みを頂戴します。実質8月11日の土曜日から、8月19日の日曜日まで、9連休という方もおられるかもしれません。
 そこで、帰省手段を考える際に参考になるサイトをご紹介するとします。

 それが「チーム・マイナス6% - みんなで止めよう温暖化」のサイトの中にある「CO2駅すぱあと | チーム・マイナス6%」というツールです。
 出発地と目的地を入力するだけで、利用する交通機関それぞれのCO2排出量が算出されるという私も良く利用する「駅すぱあと」のプログラムを利用したもの。

 東京で仕事、京都が実家という方は、ほとんどの方は帰省に新幹線を利用されるはず。

 この場合、新幹線利用ならCO2排出量は「9.2kg」、しかし東京・京都間の距離513.6kmを自動車で移動したと想定した場合の排出量は「88.8kg」と算出され、どうみてもCO2排出削減という観点からは新幹線を利用すべきとなります。
(今回、今日の日付の8月2日で計算しており、本来であれば、季節に応じてCO2排出量は変動するものですが、そこまで精緻にはできていませんが、一つの目安として)



 では、過去に数年間、私が住んでいた青森から京都へ帰省する場合。

 距離にして1020.8km。青森駅前からバスで青森空港へ、そこから飛行機で大阪着。大阪空港から、いろいろな交通手段を使ってJR新大阪へ到着し、最後にJR京都着。この行程で、CO2排出量は「108.9kg」、この距離を自動車で移動した場合、「176.5kg」という結果が。
 「東京・京都」間と距離がほぼ倍のため、自動車の排出量は同様に2倍程度。しかし、飛行機利用のため、新幹線利用と比較し、結果は大きく異なります。

 いずれにせよ、一度、皆様が帰省される前、あるいは単にAからBまで移動した場合など、どの交通手段で、それぞれどれだけのCO2が排出されているかを確認すると、いろいろと考えさせられる結果が見えてきます。
 特に「チーム・マイナス6%」では「 1人、1日、1kgのCO2削減」を目標として掲げています。このことを考えると、いくら家族4人ほどで乗車したとしても、先に述べた青森・京都間の自動車利用での「176.5kg」という重みが理解できると思います。

 恐らく、お盆休みに海外に行かれる方も多いと思います。「CO2駅すぱあと」は、国内のみ対応ですが、海外は飛行機利用が基本であり、CO2排出量も膨大なものになるでしょう。もちろん、一人で飛行機に乗るわけではなく、一人当たりの排出量は少なくなります。
 しかし、日本特有のお盆休みは、列島大移動の季節。もしかすれば日本が他国と比べて、瞬間的ですが、最大のCO2排出状況を生んでいる時期かもしれません。

 そういえば、米国大統領候補者の討論でも、「ディベート会場に自家用ジェットで来た人は?」と司会者に聞かれて、ほとんどの候補者が手を上げていたシーンを過日、TVで見ました。
 自家用ジェットの場合、人数も限られており、一人当たりの排出量は当然、多くなるはず。恐らく、長きに渡る大統領選は、CO2排出量を増やす一つの要因といえるかもしれません。
 日本の選挙は実質、数週間程ですが、各党の党首は地球を1周以上移動したという報道がありました。もちろん、飛行機利用も多かったことでしょう。残念ながら、選挙では政治家各位は、先のサミットで日本が提唱した「美しい星50(Cool Earth 50)」というお題目をすっかり忘れておられたようです。

 我々は、どこかへ行くためには移動しなければなりません。手段は自動車や電車、そして遠方なら飛行機。ただ、移動手段が「徒歩」か「自動車や電車に定員以上乗る」ことが大半である途上国の方々も存在し、結果としてCO2排出量は少なくなります。だから、直接的な甚大なる被害を先に受けてしまう途上国は、先進国に対して、何とかCO2排出の早期削減を希望しているのです。

 さて、地球温暖化とCO2排出、途上国と先進国の関係などについて、これ以上の詳細な議論は避けますが、一度、今回、ご紹介した「CO2駅すぱあと」を様々な角度で皆様、利用し、一考いただければと思っています。

 冒頭で紹介している画像のように「ドミノ」が崩れかけている地球のために。

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2007.08.02 Thursday | 環境問題への思い | comments(2) | trackbacks(0)

植物は音楽が好きだと私も思う



 「WIRED VISION / ワインはビバルディがお好き? 音楽の植物への影響」という記事を見つけた。少し私の専門分野に該当するため、思うことを書いてみたい。

 結論から言えば、私も「植物は音楽が好きだ」と考えたいと思っている。曖昧な表現なのは、この点に対する明確な根拠が残念ながら私には無く、他にも研究発表もあるが、まだ信頼していないという点から。ただ、今までの緑化に関する調査を通じた経験で、「そうではないだろうか」と思うべきだと考えている。同時に、今回、紹介する「WIRED VISION / ワインはビバルディがお好き? 音楽の植物への影響」がさらに私にこの思いを強くさせたと言える。

樹木の生育状態を客観的指標で示す難しさ

 まずは、音楽とは関係のない話から始める。

 何とか樹木の生育状態を客観的な指標で示すことができないかと、京都のある有名なサクラ並木をフィールドとして、数年前に2年間かけて、産学連携で、調査を実施した。
 簡単に言えば、人間ならば血液検査で完全とはいえないまでも、ある程度の健康状態を把握できる。しかし、樹木の場合、土壌(人間なら食生活)、周辺環境(人間なら住環境)などが、人間以上に多様であり、一つの客観的な指標を構築することは極めて困難だった。

 人間でも、元気にされていた方が、突然、大病を患い、死に至る場合がある。樹木も同じで、満開の花を咲かせたサクラが、5月頃に突然、倒木することがある。支持根という樹木を支える根が菌によって腐朽し、支える力が無くなり、倒れてしまうのである。もちろん、人間同様、前兆は慎重に見ていれば外観からも判別できるのだが、何といっても言葉を発しない、移動することができない樹木にとっては、手遅れの場合が多い。
 また、サクラは陽樹といって日光を好む。サクラのすぐ横にサクラより将来、樹高が高くなる樹木があれば、順調に生育していたサクラも、横の樹木が大きくなるにつれ、日があたらなくなり、徐々に衰退していく。これを「被圧」と呼び、森深くにあるヤマザクラなどはスギが後から植林されることによって、枯れる事例がある。

 このように、元気に見えている樹木も、あらゆる角度で生育状態を観察せざるを得ず、先に述べた「血液検査」のような一つの指標で、ある程度、状態を把握できる指標を見つけることは困難であるというのが2年間の調査の結論だった。

植物は音楽にどんな影響を与えるのか

 「WIRED VISION / ワインはビバルディがお好き? 音楽の植物への影響」では、ブドウ園に音楽を流し、生育状態を調べているイタリアの研究チームについて紹介している。
 下記一部引用部分が、ブドウに対するアプローチだ。
研究チームは2006年に、木桶に植わったブドウの若木と、ワイナリーの孤立した場所にある小さなブドウ園の成木、それぞれの前にスピーカーを設置した。音の肥料を与えられたこれらの木は、5月からブドウの木が休眠に入る12月まで、週に1度、若枝とつるの部分を検査された。

検査では、コニカミノルタ製の携帯用葉緑素計測器「SPAD-502」を使って、葉緑素と硝酸塩の含有量を調べたほか、赤外線ガス分析計の「CIRAS-1」で光合成と蒸散の速度を測定するなどした。

研究チームのリーダーを務めるフィレンツェ大学農学のStefano Mancuso教授は、次のように話す。「ブドウ園では、音を流すことでブドウの木の生育、特に若枝の生育に良い影響が見られた。結果はまだ最終的なものではないが、ブドウの木1本あたりの総葉面積は、ブドウ園のものも鉢植えのものも、音を聞かせた木の方がつねに大きかった。また、比較対照として音を聞かせなかった鉢植えのブドウのつるには、生育の遅れが見られた」

 このように、SPAD値や蒸散など生理学的要素や葉量の比較などで、途中経過として、「音を聞かせたブドウの方が良かった」としている。引用した内容だけでは、何本のブドウに対して試験を実施したのかが不明であり、かつ「どの程度、生育が良かったのか」も分からない。また総葉面積は計測手法や時期によって結果に大きな差が出ることもある。

 しかし、詳しいことを書くのはやめておこう。記事によると(以下、一部引用)、以前からブドウ園には音楽が流されていたようだ。
ブドウの害虫被害を防ぐのに、環境に配慮した方法を望んでいたCignozzi氏は2001年、この土地に音響装置を導入した。音楽を愛し、ブドウの摘み取り作業者たちにアコーディオンでセレナーデを演奏したこともあるCignozzi氏は、優しい音色を聞かせるとブドウの成熟が早まるらしいことに気付いたのだ。当初のプレイリストはモーツァルト、ハイドン、ビバルディ、マーラーが中心で、1日24時間音楽を流し続けた。

音楽は、木造の小屋に置いた20GBモデルの『iPod』から発し、樹上や地面の鉄製シェルターに設置した大型スピーカー15基を通じて、陽光降りそそぐブドウ園一帯に広がる仕組みになっている。

現在の実験が始まる前、Cignozzi氏は「もっぱら人間の耳を楽しませるために」、すなわち試験的なサウンドトラックを毎日聞いて暮らす妻のDianaさんと娘のGeaさんのために、ブルースやカントリーや自然音をプレイリストに加えたことがあった。

 このように、音楽を愛するオーナーがブドウ園で働く人間のために、まずは音楽を流したということ。そして、毎日、ブドウを育てている過程で、感覚的に「ブドウの成熟が音楽によって高まる」と気付いたわけだ。

科学的なアプローチと感覚的なアプローチ、どちらも重要

 ブドウだけでなく、お茶や鶏や豚といった動植物を育てている方も音楽を流し、生育を促しているという話を聞いたことがある。毎日、見守り続けていることで音楽を流すと良い影響があると判断されているのであろう。もちろん、そこには科学的なアプローチはない。「音楽が生命を元気付けている」と確信に近いものがそこには存在しているのだろう。

 我々は、冒頭で述べたように最初から科学的な、客観的な手法をあらゆる角度から試み、結局、樹木の育成状況についての合理的な指標を構築できなかった。その過程に感覚的なアプローチは皆無だった。
 だから駄目だったのかもしれない。今回のブドウ畑のイタリアの研究チームの手法についても、いろいろと言いたいことはある。例えば、サクラの葉すべての面積を計測することは非常に困難だ。公共の並木のサクラの葉を一枚一枚、落として面積を測ることはできない。結局、最も葉量の多い時期に根元から全体写真を撮り、データとしてスキャンし、葉だけをデジタル化して残し、その面積を測るしか方法は無い。このように生理学、物理学など多様な角度で我々は、約200本のサクラを2年間かけて、観察したが、結果を出せなかった。

 結局、毎日、200本のサクラを子細に見続け、「感覚で微妙な変化を見い出すことから出発し、そこから何が原因かを探る」ことをしていなかったことが原因の一つだろう。

 イタリアの研究チームには、既に感覚的なアプローチらしきものが存在している。以下に引用し、このエントリを終わりとしたい。
「まだ自分たちの理論を証明して祝杯をあげるには至っていないが、このプロジェクトの素晴らしいところは、それ以前においしいワインにありつく機会があることだ」とMancuso教授は語った。

 こういった心の余裕が、良い研究成果に繋がるのだろう。研究・調査の前にサクラを楽しむという感覚が我々の2年間のサクラ200本の研究では無かった。

 だから、科学的な考えも必要だが、それよりも先に「植物は音楽が好きだ」と感覚的に確信することからスタートすべきだと今、私は考えている。

参考:
今回、調査が実施されたブドウ園「Al Paradiso di Frassina
きれいなところです。

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2007.07.18 Wednesday | 環境問題への思い | comments(0) | trackbacks(0)

屋上緑化の次にくるものとは・・・



 13時過ぎに私宛に電話が。お世話になっている銀行の担当者の方が決算書を見たいとのことで、14時半に担当者の方が来社。この方は地銀でありながら、東京支店で10年程、在籍され、昨年半ばに京都の支店に配属された方です。

「社長、祇園祭、私、行ったこと無いのですけど」と銀行の方。
「いやいや、行くだけで体力消耗しますよ」と私。

「しかし、せっかく京都に来たので、一度は見ないと」と銀行の方。
「少しは話のネタにはなりますけど、大変ですよ」と私。

 と、雑談をいつもの如くしていた際に、当社の現場スタッフが帰ってきました。ガレージ前に銀行の方の車があったため、スタッフが一言。

「スイマセン、車の鍵をお借りできませんでしょうか」とスタッフ。
「あ、社長、それじゃ、ここらあたりで失礼します」と銀行の方。

 ちょうど、雑談も終盤に差し掛かり、良いタイミングで、お互い、話を終え、また、「業績報告します」と私も挨拶し、銀行の方は帰られました。

 さて、仕事を再開しようかと思ったところ、軽トラックをガレージに戻した現場スタッフが私の部屋に。

「社長、三分間ほど、お時間頂戴できますか?」とスタッフ。
「はい、どうぞ」と私。
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2007.07.10 Tuesday | 環境問題への思い | comments(0) | trackbacks(0)

ターミネーター3が示唆したもの:もう「地球最後の日」を見せるべきだと私は思う。

 最初に断っておくが、これから書くことは極論であり、暴論だと多くの方が思われるかもしれない。それでも良ければ読み続けていただきたい。

 先週金曜日に地上波で放送された「ターミネーター3」を久しぶりに見た。

ターミネーター 3 プレミアム・エディション
ターミネーター 3 プレミアム・エディション
アーノルド・シュワルツェネッガー

 映画内容そのものではなく、ターミネーター3のストーリーから直感で思った温暖化対策の一つのあり方について私なりに書いてみる。
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2007.07.04 Wednesday | 環境問題への思い | comments(0) | trackbacks(0)

信じられない光景を私は見てしまった

 今日、午前中に、私は一人で近くの図書館へ行った。

 図書館の向かいにあるショッピングセンターの駐車場をいつも利用している。そして、いつものように屋上階の駐車エリアへ。

 車から出た私は、ある男性を見かけ、彼の行動に少なからず衝撃を受けた。
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2007.06.30 Saturday | 環境問題への思い | comments(0) | trackbacks(0)

一つの水草が背負う様々な運命



 会社の庭にあるホテイアオイ。中には、黒メダカが共に優雅に、泳いでいる。

 水面に浮かんで生息するホテイアオイ。
 
 「夏の涼しさ」というキャッチフレーズと共に、観葉植物として、また「飾り」としてホームセンターなどで販売されている。そして、人間が見て、「涼しむ魚」として本来のメダカでは無い「キメダカ」が同じコーナーで販売されている。

ホテイアオイ」とは(Wikipediaより引用:太字は私)

人間との関わり

 花が美しい水草なので、日本には明治時代に観賞用に持ち込まれたものである。路地での金魚飼育などの場合、夏の日陰を作るのによく、またその根が金魚の産卵用に使えるので便利である。水面に浮かぶので、水槽での栽培には用いられない。

 世界の熱帯・亜熱帯域に帰化し、日本では、本州中部以南のあちこちで野生化している。寒さに弱く、冬はほとんど枯れるのだが、一部の株がわずかに生き延びれば、翌年には再び大繁殖する。繁殖力が強く、肥料分の多い水域では、あっという間に水面を覆い尽くし、水の流れを滞らせ、水上輸送の妨げとなり、また漁業にも影響を与えるなど日本のみならず世界中で問題となっている。冬季に大量に生じる枯死植物体も、腐敗して環境に悪影響を与える。

 また、水面を覆い尽くすことから、在来の水草を競争で排除する事態や水生動物への影響も懸念される。

 逆に、その繁殖力を生かして、水中の窒素分などをこの植物に吸収させることを目指して、水質浄化のために利用しようとの試みもあるが、多くの場合、繁殖した植物体をかき集めて処理するのが大変で、うまくいっていないし、水域に投入しただけで環境によいことをしたつもりになって放置しているケースも目立つ。むしろ、いくら閉じこめたつもりでも、少しでも外に出れば大きな問題を引き起こすような外来種を、水質浄化など、環境対策として用いることは環境浄化の方法として好ましくないと、多くの専門家が批判している。

 にもかかわらず、そのような問題に意識を持たない人たちによって、いらなくなったホテイアオイが川や池に捨てられる例も多い。ビオトープ施設でも、環境によい植物とみなしてホテイアオイを入れている場所がいくつもある。外来種の扱いに対する意識は、まだまだ希薄であると言って良い。


 簡潔にまとめれば、外来種で夏に異常繁殖するホテイアオイと、これまた外来種のキメダカで、夏の暑さを忘れるための道具としてこの2種を売り出す方々。ホテイアオイは基本的に日本の寒さには耐え切れず、死滅。キメダカもそれなりの工夫をしなければ越冬は難しいどころか次の産卵さえも難しくなる。

 ホテイアオイも本来のメダカも、環境作りさせすれば、翌年も共に生活を見ることができるもの。ただ、そんなことを期待している人は多くない。死ねば終わり、枯れたら終わり、日本の生態系に合わせられないという日本人の都合によって、様々な生命が本来持つ生命より極めて短い命を日本で絶つという現状。

 そして、「涼を求めて・・・」と盛んにアピールする関係者。

 もう各地では、終わったかもしれないお盆のお祭り。そこで必ず見かけられたであろう「金魚すくいの金魚たち」。この「金魚たち」は、「涼を求めて・・・」とホームセンターで売られる資格も無く、人間の道楽、趣味にも合致しない、基本的にはある生き物達の「餌」になる運命を背負った、まったく商品力の無い「金魚たち」。

 しかし、どんな金魚にも命は存在する。ただ、命の重みを計り、左右できる唯一の生命体、それが我々、人間であることを無意識に行動している人もいれば、意識的に自覚し、ビジネスにつなげている人もいる。

 身近な、それこそ「夏の風物詩」といった言葉の影には生態系のドラマとそれらを無視した人間達、そして、過剰に危惧している人々がいる。このバランスを図ることも極めて難しい。

 今、私の書斎には次男坊が彼の友人からもらったカブトムシやクワガタが入った大きなケースがある。夜には虫たちが動いている音がする。カブトムシやクワガタも夏の風物詩だろう。ただ、残念ながら成虫まで育てるまでには至らなかったが、昨年は卵を孵化させ幼虫まで成育させることに成功した。

 今年はどうなることか。いずれにせよ、「夏の風物詩」で終わらせる程、「生き物を飼育する」ことについて、軽々しく考えていない家族であることだけは表明しておこう。



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2006.08.26 Saturday | 環境問題への思い | comments(0) | trackbacks(1)

Point of No Return:気候変動+2℃

 この週末に読んだ書籍です。

気候変動 +2℃
気候変動 +2℃
山本 良一, Think the Earth Project

 すべてのページが見開きで右側がCGによる地球の平均気温分布図。コンピュータシュミレーションによる過去の平均気温の再現と将来の温暖化予測がCGで表現されています。1900年代の地球はCGを見た限りまだ変化はないように見えます。しかし大気中の二酸化炭素が地球へ影響する「温室効果」が発表されたのが1896年とのこと。今から100年以上前に「警告」はなされてきました。
 そして、今回のエントリのタイトルでもある「Point of No Return」。平均気温を2度上昇した段階で、水不足・洪水・飢餓などで30億人近い人々が気候変動によるリスクに侵される可能性があるとし、「+2度」が「後戻りできないポイント」とヨーロッパ諸国では決めていると書籍では記載されています。
 この書籍では2028年に平均気温が2度上昇すると予測しています。実際、シュミレーションを見ると、2度近くになる2020年頃から地球は赤い部分が拡大し、1990年と比較し平均気温が5度まで上昇する2100年の地球は「真っ赤」です。
 シュミレーションは科学の進歩と共にさらに精緻になるでしょう。また今回のシュミレーションが正しいとも限りません。ただ、我々人間が様々な活動によって気候を変化させ、それが地球へダメージを与えている、まさにその渦中に我々は生きていることだけは確かだと私は考えます。
 何もしなければ、今から約20年後の2028年に平均気温が2度上昇するという予測。そして何十年も前からこの予測を理解していた人類は、遅かれ早かれ、平均気温2度上昇という日を迎えることになるのでしょう。ちょうど私の子供たちが成人したり社会人として充実した日々を迎えている頃に。
 しかし、この書籍では悲観してはならないと書いています。「Point of No Return」を超えても、全力で問題解決に取り組めば、その後、急速に気温を低下させることは可能」・「既に開発されているテクノロジーを全世界へ急速に普及させることで問題解決できると考えている学者の存在」など。
 まず、この書籍を読み、あるいは現実を直視し、我々人間が地球の気候を変化させてしまっていることを再度、認識し、迫りつつある「Point of No Return」に向けて、問題を解決するという「強固な意志」を持つということが重要と、この書籍でも主張されています。「真っ赤」な世界地図は「危険」という意味ではなく、「真っ赤」を見て、何らかの行動を起こすための強い「意志」と考えて欲しい、と。
 いずれにせよ、私があれこれ言うのではなく、多くの方々に読んでいただきたい書籍です。

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2006.06.12 Monday | 環境問題への思い | comments(2) | trackbacks(1)

今年も、そしてこれからも来たる自然災害に向けて

 私がこのweblogを開始して、世界各地で様々な自然災害が発生しました。もちろん開始前にも様々な自然災害が発生しています。
 米国南東部を襲った大型ハリケーン「カトリーナ」では、1000人以上の死者が確認されたとのこと。ご存知のように、最も被害が大きかったニューオリンズでは、町や市の8割が水没。そして、パキスタンの大地震。南ヨーロッパの熱波による多くの死者の発生。日本では、記録的な猛暑。そして平均4メートルを史上空前の豪雪。また、連続して発生した台風。さらに、福岡県西方沖でのマグニチュード7の地震。そして私にとっても忘れることのできない新潟中越地震。

 日本列島だけでなく、地球規模で自然災害に苦しんだこの数年間。恐らく、今年も何らかの形で様々な自然災害が日本や世界で発生すると私は考えます。様々な自然災害で、我々は様々なことを学び、準備する体制が僅かばかりできたかもしれません。ただ、準備することすらできない、あるいは一日を生き延びるだけで精一杯の国々の方々が存在することも忘れてはなりません。

 下記にご紹介する書籍では、2000年では人口60億人の中で5億人が慢性的な水不足の状態にあるのが、2050年には人口89億人の中で40億人というほぼ半分近い人間が慢性的な水不足の国に住む可能性があると指摘しています。今は水不足でなくても、自らの国が水不足になってしまう可能性が高いということです。
 これは水の供給と人口増による需要が追いつかない、水がかなり早いスピードで汚染されているなど様々な原因が挙げられます。水の浄化技術は発達しても、その恩恵を受ける国がまだまだ限られているとも言えます。

水の世界地図
水の世界地図
ロビン クラーク, ジャネット キング, Robin Clarke, Jannet King, 沖 大幹, 沖 明

 今は、石油が原因で戦争が起きています。しかし将来は水が原因で戦争が生じる可能性も高いと私は考えます。

 さて、過去の「「元気だしていこー!新潟」のロゴをブログに貼りませんか?」という私のエントリに多くのブロガー各位が賛同いただきました。しかし、「新潟中越地震、まもなく一年」というエントリで結局、ネット上で動いただけで何も変えることができなかった自分が情けなく、ロゴをはずしました。
 しかし、今年も、そして将来の子供たちの方が対峙するであろう「気象災害」を忘れてはならないという意味を含め、今回、このエントリでロゴを再掲することとします。このエントリ限りです。自分なりに何ができるか、何をすべきかを、今一度、考えるきっかけとしたいからです。



 新潟だけでなく、世界各国で様々な気象災害と戦っておられる人々、そして、直接的、間接的かはともかくも人間が原因である気象災害をこれ以上、発生させないために。そして皆様も、今一度、何ができるか、何をすべきか、誰に対して言うべきかなどお考えいただければと思います。一人の力は弱くとも個々が持つ多様な力が集まれば、大きなうねりを創ることは可能だと私は確信しています。

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2006.05.26 Friday | 環境問題への思い | comments(4) | trackbacks(1)

MOTTAINAIは、世界中には通用しない

私のサイトでも「MOTTAINAI」については、何度か書いてきましたが、ふと、「本当に世界中に通用するのか?」という疑問が沸いてきました。

ノーベル平和賞を受賞されたマータイ女史が来日された際に、日本の「もったいない」の心と環境保護を結びつけ、世界に広めると約束されました。「もったいない」という言葉は、世界に誇ることができる日本の精神文化とマータイ女史も認められたということでしょう。

しかし、世界中に、この「MOTTAINAIが通用するか」という点については疑問に思います。

「もったいない」とは、ミクロ的には、今ある自分が持っているモノを捨てずに末永く使い続けるということ、量り売りのように、欲しい分量のみ買うといったもの。マクロ的には、大量の廃棄物等を単に焼却するのではなく、資源エネルギーとして再利用しよう、といった感じでしょうか。マクロ的な観点からは様々な企業努力や技術によって、コスト収支が図れつつありますが、まだ完全にバランスが取れている状態ではありません。
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2005.12.09 Friday | 環境問題への思い | comments(0) | trackbacks(0)
是非、ご覧下さい
ティファニーのテーブルマナー
ティファニーのテーブルマナー (JUGEMレビュー »)
W.ホービング
私がホテルマン時代に上司からこれだけは読めと言われた、テーブルマナーを知る基本の書籍。

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