ベンチャー企業社長の挑戦、そして苦闘

 サン・アクト株式会社は京都で、環境や緑化だけでなく、
深く多様な衣食住空間をできる限り発信することを目指す企業です。
 ベンチャー企業社長である、私自身が語る挑戦と苦闘の日々。
また、妻と5人の子供達の歩み、そして様々な方へ、私なりの思いをこのブログで発信続けていきます。
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2018.08.01 Wednesday | - | - | -
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「ゆとり」を取り戻すために

長年の盟友である、「at most countable」様から(以下、サイト管理人である「めたかさん」と記述させていただきます)、昨晩、
競争社会を生き抜くために(2)」という私のエントリーにトラックバックを頂戴しました。

やっぱり「子供は大人社会の鏡」だと思う」という記事です。
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今回、「ゆとり教育」といった教育現場に視点を置くのではなく、社会全体に対する「ゆとり」について、私なりに考えを述べたいと思います。
まず、多くの皆様が同感いただけること。それは、少なくとも今の日本に「様々な意味でのゆとり」が無くなってきているということです。

人それぞれ、「ゆとり」という捉え方は違うと思います。「精神的なゆとり」・「金銭的なゆとり」など様々でしょう。

めたかさんは、「「優しさや思いやり」があれば「100点満点」だよ」という記事も書かれています。

その中で、
どうせなら「私が社会に対して望むこと」
ってのを、
ちゃんと明示しておこうって思いまして。

でも、
それはちょっと「教育」って事からは
離れちゃうかなって思ったので、
エントリを新しくしました。

と書かれています。

さらに、
だから、
「教育」って事についても、
色々と思う事はあります。
でも
本当に一番願っている事、それは

他人への思いやりのある人になってほしい

それだけだったりします。
もう、
それさえあれば、他がどれだけ劣っていたって、
100点だよって。

と、まさしく記事のタイトル通りのことを書かれています。
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さて、私なりに思うこと。

めたかさんが指摘されている「他人への思いやりのある人になってほしい」という願い。これを達成するためには、やはり「ゆとり」が無ければ難しいと思います。

例えば、人それぞれ立場があります。私の場合、父親であり、かつベンチャー企業の社長という大きく分けて二つの側面を持っています。

私自身、この二つの側面、双方とも「ゆとり」、簡単に言えば「余裕が無い」状況にあります。父親としてあるいは社長として、どちらも重要で、同一的に考えなければならないのですが、毎日が精一杯で、日々、どちらかの側面に比重が偏ってしまいます。

これは普通のサラリーマンの多くの方も同様だと思います。仕事人であり、かつ父親であるという意味で。他にも様々な職種の方、女性の方、ほぼすべての方に該当すると思います。「二つの側面」がある、あるいは人によっては、それ以上の多くの側面を持っておられる方もいらっしゃると思います。
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しかし、冷静に分析すれば、「人が多重な側面を持つ」ということは、昔からあったこと。そして、昔から「ゆとり」あるいは「余裕が無い状況」は、多くの方が恐らく、感じられていたことだと思います。

特に戦後まもなくや、高度成長期の時代など、反面、バブル時期も同様だったでしょう。さらに、今以上に、あるいは今と同様に、過去から「競争社会」は存在していました。

では、過去と今、そして将来、何が違うのか。

私のいつもながらの持論ですが、
獲得する、獲得しなければ生き残れない時代から、
何もしなくても、簡単に手に入れられる時代に急速に変化した、

そんな時代・社会・文化になってしまったからだと私は思います。
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二つ程、例を挙げてみたいと思います。少し分かりにくいかもしれませんが。

私が、米国留学時代、まだインターネット・メールなどほとんど普及していませんでした。日本から日経新聞を週に一回、まとめて送付してもらったり、日本とのやりとりは、すべて国際電話でした。
また、論文を書くためには、図書館に行って、膨大な資料から検索してやっと書き終えるといった状況。

もし、私が今、米国留学をしていたら、これらのコストや時間はほぼ10分の1に減っていたはずです。

今なら信じられない話かもしれませんが、上述した状況が「普通」であり、当然のことで、コストや時間を要することで、自分を切磋琢磨していたと今では思っています。

二つめの事例ですが、私が大学生の頃の「就職活動」。
(私は就職せずに、直接、米国留学しましたが)当時はバブルの絶頂期で、誰でもが簡単に就職が可能な時代でした。

しかし、今のようにインターネットで情報を検索したり、ネット経由でエントリーするなどの手段はまったくといって無く、やはり足で稼ぐしか手段はありませんでした。
(もちろん、今も学生の皆様、最後は足で稼ぐ必要はありますが)

このように、過去と比較して、
絶対的なコストと時間が、生活文化で圧倒的に短縮された、そしてこれらが急速化・加速化した

のが今の社会ではないかと思います。
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換言すれば、「少しでもいつもと違うペース」に対峙したとき、今の日本人は、異様に反応するとも言えます。

そして、どこかに矛先を向けてしまうという行動に出てしまう。そんな世の中になった、あるいはこんな世の中を成立させてしまったとも言えるでしょう。

これが私が思うところの「ゆとり」が無くなった背景なのではと思っています。

めたかさんが言われる「他人への思いやりのある人」を実現させるためには、
もう少し、時代の変化を、昔に戻し、それが無理なら、少し、ゆっくりとした気持ちを多くの方が持つこと

が、一つの近道ではないかと私は思います。

笑い話でも何でも無いですが、過去に様々なブログサーバーが重くなったとき、多くのブロガーが苦情という矛先をサーバー会社へ向けました。私が使用しているJUGEMも極めて重い状況です。

しかし、いくらサーバー会社に矛先を向けたとしても、数分後に改善される話ではありません。

サーバーが改善されるまで、自分が他にやるべきこと、やりたいことをやれば良いのです。

そうすれば、きっと自分自身でなく、少しは周囲の人間に眼を向けることができると思います。

「自己中心的な社会から他者中心の社会」へ。
皆様も、こんな社会の実現へ一歩を踏み出されればいかがでしょうか。

皆様、異論反論あるかとは思いますが、またコメントをいただければ幸いに存じます。
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さて、今回のblog、少しは参考になったと思っていただけた方は、「クリック」お願い致します。

焦らず毎日を過ごしていければと思います。

PS
恐縮ですが、私のサイト、極めて重く、開くまで時間を要します。
時間をずらしていただくか、リロードしていただくなど、よろしくお願い申し上げます。恐らく、数日は続くと思いますが、ご容赦下さいませ。
2004.12.21 Tuesday | 現代の教育について | comments(5) | trackbacks(5)

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2018.08.01 Wednesday | - | - | -

皆様のコメント

取り上げて下さってありがとうございます。

スピード感の違いってのは、大きいと私も思います。
あと、
雑用をしなくてすむようになったってのも、個人的にはあるのかな、と。
これは私の実感なんですが、雑用て結構大事だと思うんです。

でも、
それ以上にその通りだと思ったのは、最後の
「自己中心的な社会から他者中心の社会」へ。
です。
そうですよね。他人のため、の方が、人間頑張れたりするんですよね。
めたか | 2004/12/22 7:40 AM
めたかさん、コメントありがとうございます。
雑用ですか。なるほど。人それぞれ様々な雑用がありますが、そこで学ぶことも多いと思います。何といっても予測がつかないですから、それに対応する力が育つのではと思います。

>他人のため、の方が、人間頑張れたりするんですよね。

そうだと思います。少なくとも私は。
そして、そういった方を増やしていく努力も私も含め、多くの方々が実行していけば良いと思います。
小島愛一郎 | 2004/12/22 10:07 AM
「貞子ちゃんの連れ連れ日記」様からTBをいただきました。貞子様のサイトではコメントできない状態ですので、貞子様、可能であれば私のサイトでコメントいただければと思います。

といいますのも私のエントリーに共感いただけたのか違和感を感じておられるのか、今一つ定かでは無いからです。

私の過去の今までのエントリーをご覧いただければご理解いただけると思いますが、
1)教育という現場に直接、対峙してきた。
2)私の妻は、教諭・保育士として本当の意味での現場に10数年以上、関わってきた。
3)私の妻もこのブログを見ており、かつ私のエントリーに対し、意見交換している。

というのが現状です。

貞子様、可能であればコメントいただければ幸いです。お互いのTBだけでは、何も解決致しませんので。

小島愛一郎 | 2004/12/23 12:14 AM
はじめまして♪ 小島様のブログ 大変気に入って ときどき訪問させていただいてたんです。
いえいえ とても共感を感じるとことが多くて トラックバックさせていただきました♪
奥様も教育現場でがんばられているとの由 ブログで拝見しています。
うちの主人も名古屋でベンチャーしていましす。10歳の娘のしつけは私の保温度まかせっきりです(笑
今日の私のブログは 半分以上は主人への怒りみたいなもんです にゃは。
これからも よろしくお願いします♪
メリークリスマス♪ 
貞子ちゃん | 2004/12/23 12:22 AM
貞子様、極めて早いコメントありがとうございました。一安心です。ということで、貞子様の、あるいは貞子ちゃんのサイト、リンクさせていただきます。
また、貞子さんのサイト、来訪させていただきます。
小島愛一郎 | 2004/12/23 12:31 AM
お気軽にコメント下さい:動画・画像といった関連語句をコメント文章に入れないで下さい。コメント拒否設定となります。









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皆様からのトラックバック
結局は、日本全国の学校で同じ教育指導要領で行うという弊害が出てきてるのでしょうね
学校教育は地域に | ヤースのへんしん | 2004/12/21 2:30 PM
小島愛一郎さんのBlogにトラックバック。
不便な生活で行ってみよう! | えみっちぃの見る風景 | 2004/12/21 6:07 PM
 今日もようこそお越しくださいました。ありがとうございます。 あっという間にクリスマスです。12月は早いですね。12月、なんだか好きなんですよ。ワクワクの連続で! さて。  今日は教育に関するお話です。 12月18日の記事でご紹介した、小島さんのブログ『ベン
なにやら『ゆとり教育』ってのが 男の人たちの間でブログで話題になっているようだけど 基礎学力の低下だけが焦点になっているような そうでもないような・・・・ ときどき 教師の立場からの意見もあるけど・・・ そのほとんどが なんとなくテレビで見た話とか 奥
うちの近所の今どきの子供 | 貞子ちゃんの連れ連れ日記 | 2004/12/22 11:30 PM
柄にも無く教育なんて事を語っちゃったのは、いわゆる教育論というのがどうにも"机上の空論"にしか思えないからだったりするのですよ。

是非、ご覧下さい
ティファニーのテーブルマナー
ティファニーのテーブルマナー (JUGEMレビュー »)
W.ホービング
私がホテルマン時代に上司からこれだけは読めと言われた、テーブルマナーを知る基本の書籍。

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