ベンチャー企業社長の挑戦、そして苦闘

 サン・アクト株式会社は京都で、環境や緑化だけでなく、
深く多様な衣食住空間をできる限り発信することを目指す企業です。
 ベンチャー企業社長である、私自身が語る挑戦と苦闘の日々。
また、妻と5人の子供達の歩み、そして様々な方へ、私なりの思いをこのブログで発信続けていきます。
<< November 2019 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>

スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

2018.08.01 Wednesday | - | - | -
<< かっぱえびせん | トップに戻る | 環境問題と耐久消費財、マーケティングの方向性? >>

寝屋川市殺傷事件で思うこと

また、残念な事件が起きてしまった。
私にとっても、そして多くの方にとっても、殺傷された方は見知らぬ方である。だが、無念に思う。

そして、子供を持たれているご家族、教育関係者の方々、行政担当者の方々にとっては、立場それぞれで、他人事ではないだろう。私の場合も、子供が5人もいるだけに、様々な不安を今も、そして将来についても感じている。信じられない世の中になってしまった。

私が小学生の頃、パトカーが学校の前に、登校・下校時に校門前にいたという記憶はまったくない。
忘れられているであろう視点

ご承知のように、過去にも、教育現場では残念な事件が起きている。そして、その後、様々な対策が所轄官庁等でなされている。

今回の事件においても、メディアが報じていることを俯瞰すると、下記の点が概ね論じられている。

1)学校の安全確保
2)少年法の改正の是非
3)子供たちの心のケア

私は、いずれの点も重要であり、大いに議論を深め、効力のある施策・対策を準備していただきたいと思う。

しかし、もう一つ重要な点であり、かつ私が思うに「忘れられている視点」があるのではないかと思う。

それは、
なぜ、このような事件が頻繁に生じるのか、
その社会的背景は何か、
このような社会に変えてしまった原因は何か、

という点である。

今回の事件の場合、「小学校」という「場所」が大きくクローズアップされてしまい、上述した根幹的な背景について、まず議論を深めることが、最も近道なのではないかと私は思う。

現在の日本では、今、この瞬間にも殺人事件が起きてもおかしくない状態、いや、この瞬間に日本のどこかで殺人事件に近い事件は起きているであろう。

大きく違うことは、場所が「教育現場」ではなく、公道であったり、家庭内であったり、その他様々な場所である。
ただ、「人間を殺める・殺めようとする」行為に変わりはない。

特に、近年は「青少年の凶悪犯罪」が多発している。具体的なデータは無いが、誰もが納得いただけると思う。新札の偽造も、私から言わせれば「凶悪犯罪」の一つである。その他若年層が罪の意識も無く、犯罪だという自覚すらなく、様々な事件を起こしている。私はこれらの事件も、「青少年の凶悪犯罪」の範疇に入れるべきであると思う。

私は青少年だけが悪いと言っているのではない。このような状況を作り上げた社会全体が悪いのではないか、と言っていることをまず承知いただきたい。
------

少し論点がずれたので話を元に戻す。

今回は、上述したように事件の発生場所が「小学校」であった。よって、上記3点が焦点になりやすい。このことについて、批判・非難するつもりも私には無く、かつ批判する必要も私は全く感じていない。

ただ、
なぜ、これほどまでに、
青少年の凶悪犯罪が頻発しているのか、
重複するが、その社会的背景・原因を
熟慮し、様々な対策を講じることが、

もっと重要な点ではないかと私は思う。

私がいつも、このブログで叫んでいるように、「Environment」という大きな意味での「人間環境・社会環境」の変化、あるいは改善を行うには、どうすれば良いのかについて、個々が見つめ直す時期が既に到来していることを私は言いたい。

全省庁横断型で

新潟中越地震や台風などは、各省庁がそれぞれの立場で、支援策実施や各種情報を流していた。これは、各省庁が関与すべき程の「生活すべて・ライフライン」に関わる甚大なる災害であったからだと私は思っている。

換言すれば、各省庁とも「やらざるを得ない」あるいは「やるべきこと」が、これらの災害では存在していたわけである。有無を言わさず、様々な対応をせざるを得なかった状況にあったわけだ。

しかし、今回の小学校の事件においては、「文部科学省・警察庁・法務省」ぐらいが関与しているだけではないだろうか。もちろん、各地の教育委員会・教育現場・地域の方々も含めて。

要するに、今回の事件を「事件」として捉えているだけに過ぎないのではないだろうか。

もちろん、「事件」である。しかし、上述したように「社会問題」でもあると私は思う。そして、「社会問題」であるからこそ、可能であれば、ある程度の数の省庁が関与し、議論を深めていく必要があるのだ。

どのような事象においても「縦割り行政」で、各省庁の連携はとられていないと思われる方も多いだろう。私も、その人間の一人である。

しかし、ボトムアップの構造が成立していない、慣れていない日本である。そして、ボトムアップの構造が成熟するまで待っていられないほどの「社会問題・今そこにある危機」だと私は思う。まずはトップダウンで対応せざるを得ない。

よって、可能であれば、
今回の事件を契機に、
大きな日本が抱える問題として、
各省庁が省庁の枠組みを超越し、
真剣に議論する横断型の場を構築することを

私は心からお願いしたい。

そうすることによって、救われる命が存在するかもしれない。そして、一般の我々も目を向けるだろう、トップが一体となって、懸命に実行した時には。
------

最後になるが、
省庁に勤務されるお役人の皆様も被害者になる可能性がある、
これ以上の悲しみを増やしたくない、
奪われた命は取り戻せないということをご承知なら、

私の提案を考慮していただいても良いのではないだろうか。

いつも言っているように、郵政が民営化されても、そう簡単には命を落とす可能性は低い。可能性が全く無いとは、私は思っていないが。

なぜ、この国は、「優先順位」というものを理解していないのか、本当に残念に思う。
2005.02.18 Friday | 時事問題への思い | comments(5) | trackbacks(3)

スポンサーサイト

2018.08.01 Wednesday | - | - | -

皆様のコメント

TBありがとうございます。ブログを始めて間が浅いものでTBへの返信の仕方が分からないのでコメント欄にお邪魔することにしました。
行政に対しては同じ様な考えを抱いております。優先順位です!郵政民営化も大事でしょう。しかしです・・。今、小学校が危ないのです。人の命です。しかも何も分かっていないけど、これからいろいろ知って、大きく、とっても大きくなっていく、未知なる期待の星たちです。だから、小学校とは大事な場所なのです。
そして、回りの大人たちは、しかり子供を見てあげて、時には耐えて、時には怒ってあげて欲しいのです。

話は変りますが、「緑化事業のベンチャー起業」にとても興味を持ちました。いろいろ勉強させてくださいね。
よっさん | 2005/02/18 6:15 PM
小島さん、こんにちは。

この事件について、小島さんの記事とまったく同じことを考えていました。
加害者が17歳の少年で被害者が大人の教師たち。
たまたま事件現場が「小学校」だったというだけで、日常社会でいくらでも起こりそうな、いやすでに似たような事件はいくらでも起こっていると思います。
今本当に必要なことは、以前は「世界一治安がいい」といわれていた日本社会がどうしてこのような社会に変わってしまったのかということについて、政治家も役人も財界人も、みんなで真剣に考えるということではないでしょうか。
あざらしサラダ | 2005/02/19 2:12 PM
>よっさん様、コメントありがとうございます。
再度、貴ブログ拝見しましたが、まだ開設直後のようで、失礼申し上げました。
ただ、貴殿の気概に私なりに思いが伝わりTBさせていただきました。こちらこそ、今後ともよろしくお願いいたします。

>あざらしサラダ様、いつもながら土日のコメント、本当に御礼申し上げます。(土日にコメントを読んでいただけるようコメント、必死に返信中です)

そうですね。私の頭の中には「財界人」がすっかり抜けていました。財界・官僚・議員という構図はあまり印象が良くないかもしれませんが、私が提案した内容をこれらの構図で、明確に行動に移していただければ、僅かとは思いますが、良い方向に動くかもしれません。

しかし、あざらしサラダ様も私と同じことを感じておられたことについては、非常にうれしい気持ちがします。(土日にこのコメント見てもらえますように!!、と書きながら先週の土日は「あざらしサラダ様のサイトで同じ状態でコメントを残した私ですが。いや、これ以上はやめておきましょう。)
小島愛一郎 | 2005/02/19 3:13 PM
小島さん、こんにちは。
今回は日曜日にコメントを読むことが出来ました、笑。
さて、先日ご紹介いただいた「ミッドナイトイーグル」は非常に面白い作品でした。(感想は今度お会いしたときにでも)
以前に読んだことがある、北上秋彦氏の「種の終焉」「種の復活」「種の起源」などの作品を思い出しながら読みました。
またお勧めの作品があれば、ぜひご紹介ください。
あざらしサラダ | 2005/02/20 12:52 PM
あざらしサラダ様、コメント返信遅れました。
さて、サイドバーに新しい書籍紹介致します。
またまた図書館で借りて読んでいただければと思います。(ミッドナイトイーグルの読後感想を聞くためにも是非、お会いしましょう。ちなみに3月に入ってからになりますが。。。)
小島愛一郎 | 2005/02/20 4:20 PM
お気軽にコメント下さい:動画・画像といった関連語句をコメント文章に入れないで下さい。コメント拒否設定となります。









この記事のトラックバックURLです。
http://sunact.jugem.cc/trackback/273
皆様からのトラックバック
もうすぐ花粉症の季節だが、これらのアレルギー症例がいかに爆発的に蔓延したかは諸説ある。旧来、私たちの身体は自然界にある様々な細菌などにさらされながら抗体を体内に作るなどして外界とのバランスを適切にとっていた。しかし、住環境があまりにも清潔になったため
3年B組金棒先生 | さいたまblog | 2005/02/18 9:32 PM
内閣府が「世界青年意識調査」を発表した。 社会への満足度で、日本の若者は「不満」「やや不満」の合計が59.4%。 社会に「満足」「やや満足」と答えた若者は35.5%。 満足度が最も高かったのは、米国で
若者の不満、満足 | ヤースのへんしん | 2005/02/19 8:11 AM
昨年11月に書いているが、奈良の児童誘拐殺害事件は私にとって地元のことであり、子供に関する脅威は以前からどこかよそごとではない。極端なことを言えば、自宅にいても子供がいることを思うと油断できないような感覚がある。 私の仕事場の近くに西丘小学校があり、
子供のためにできること | 椋箚記 | 2005/02/22 1:14 AM

是非、ご覧下さい
ティファニーのテーブルマナー
ティファニーのテーブルマナー (JUGEMレビュー »)
W.ホービング
私がホテルマン時代に上司からこれだけは読めと言われた、テーブルマナーを知る基本の書籍。

▲ Page Top