ベンチャー企業社長の挑戦、そして苦闘

 サン・アクト株式会社は京都で、環境や緑化だけでなく、
深く多様な衣食住空間をできる限り発信することを目指す企業です。
 ベンチャー企業社長である、私自身が語る挑戦と苦闘の日々。
また、妻と5人の子供達の歩み、そして様々な方へ、私なりの思いをこのブログで発信続けていきます。
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私の名刺、そしてPICUS

 私は通常、朝6時半頃に起床し、ベッドのすぐ横にあるパソコンのスイッチを入れ、メール確認することが日課となっています。今朝もメールを確認したのですが、この私のサイトに英文でのコメントが、かなり過去のエントリに書き込まれていました。一瞬、とうとうスパムコメントまでもが来てしまったのかと思いましたが、よく読めば、宣伝ではありますが私にとっては貴重な情報でした。
 少々、見づらいですが下の画像は私の名刺の表側の一部です。この名刺の右上にある普段、ほとんど見かけない画像、これは何度か私のサイトでも紹介してきた「PICUS Sonic Tomograph(ピカス:樹木断層画像診断装置)」という測定機器を利用し、樹木の内部画像を非破壊で確認した画像の一つです。



 さて、上述した過去のエントリのコメントは「こちら」で、ドイツの方による「新ソフトができた」というお知らせコメントです。再度、来訪されるとは思っていませんが、感謝の気持ちとして私も英文でコメントを書きました。
 このPICUSという測定機器は、日本では三台のみが導入されています。そして導入までには様々ないきさつがありました。今回は少しだけ、このいきさつについてご紹介します。

参考:「最新非破壊樹木診断

 少し専門的になりますが、樹木の内部を把握するためには、「こちら」のようなマイクロプローブと呼ばれる機器、「こちら」のようなレジストグラフと呼ばれる機器が今でもあります。ただ、いずれの機器も幹内部などに小さなドリルが高速回転しながら侵入し、その抵抗をグラフ化するなどの方法で、内部の状態を把握します。
(的確な説明ではありませんが、専門的になり過ぎるためご容赦下さい。)
 しかし、PICUSは、幹内部に穴を侵入させること無く、かつ下の画像のように幹内部が色分けされて瞬時に把握できるというものです。


(画像はサン・アクト株式会社に帰属します。)

 ふとしたきっかけから、このPICUSを取り扱っておられる代理店の方とお会いし、保有されているデモ機で様々な樹木を対象として半年以上もかけて、画像診断やマーケット調査を行いました。そして、我々の事業に不可欠な測定機器と判断し、その後、様々な方々に会うたびに「PICUSという測定機器が欲しい、協力してください」と言い続けていました。
 この私のサイトでも間接的ではありますが、「PICUSが欲しい」と叫び続けてもいました。そして、詳細は書けませんが、協力していただく方に偶然にも出会うことができました。今も協力いただいた方とは、もちろん様々な形でやりとりを続けさせていただいており、社員一同、本当に感謝しています。
 ただ、実際にPICUSを購入する際に、一人だけ了承を得なければならない方がおられました。京都の誰もが知っている有名大学の名誉教授で我々の事業に対し、手弁当に近い形でお世話になっている方です。もちろん農学の専門家でおられるわけですが、PICUSのような様々な高額の機器を導入し、研究室やフィールドで使いこなされている経験から、「機器はいつかは、壊れる。壊れた時にすぐに自分の力で復活させることができる機器を導入すべき」と私にいつも言われていました。換言すれば、今、もしPICUSが壊れた場合、我々の力では復活させることはできない、ということです。
 しかし、私はPICUSが我々の会社に必要と判断しました。そして、名誉教授と数度にわたり話をさせていただき、「そこまで言うなら、購入しなさい。でも、壊れても私は復活させられないよ」と笑顔で了承をいただきました。
 今、様々な方々の協力、支援を受けて、PICUSは活躍しています。本当に様々な場所で、様々な樹木の内部画像診断を行ってきました。そして使用後は、常に私のデスクの横に置いています。
 もちろん、PICUSが活躍するマーケットは巨大なものではありません。しかし、我々にとって、あるいは必要とされるお客様にとっては、PICUSは他に替えることのできない機器です。
 来月も、数キロにわたる街路の樹木を画像診断する予定です。車が進入できない場所のため、PICUSやその周辺機器を手で持ちながら、数キロを移動します。しかし、画像診断結果が予想通りであった場合、PICUSの重さも瞬時に忘れてしまうでしょう。
 再度になりますが、PICUSに関し、様々な形で支援・協力いただいた皆様、そして画像診断をご発注いただいたお客様に御礼申し上げます。
 さて、まったく話は変わりますが、せっかく私の名刺をご紹介しましたので、名刺の裏側の一部も。関西人だけなのかどうかはわかりませんが、名刺だけで十数分は会話すべきものと考えている私は、下のような裏側の名刺で様々な方々と出会い、我々がやっていること、やりたいことをお話し、お世話になり続けていきたいと思っています。

2006.01.05 Thursday | 非破壊樹木診断:樹木幹内部画像 | comments(0) | trackbacks(0)

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2017.06.11 Sunday | - | - | -

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