ベンチャー企業社長の挑戦、そして苦闘

 サン・アクト株式会社は京都で、環境や緑化だけでなく、
深く多様な衣食住空間をできる限り発信することを目指す企業です。
 ベンチャー企業社長である、私自身が語る挑戦と苦闘の日々。
また、妻と5人の子供達の歩み、そして様々な方へ、私なりの思いをこのブログで発信続けていきます。
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2018.08.01 Wednesday | - | - | -
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筋が通ってないのではなかろうか

ある町に「永田小学校」という小学校があります。

この学校は、かなり特殊な試験を受けないと入学できません。入学後も授業だけでなく、小学生達は小学校運営のために「様々な委員会に積極的に参加」しなければなりません。また、公共性が必要という観点から「委員会や生徒会、朝礼」などは、地元のケーブルTVで誰もでも見ることができるようになっています。さらに、校内放送も大きなスピーカーで地域の方々の耳にもとどくようになっています。
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ある日の出来事でした。

3年1組の長田くんは、ある大切な委員会で委員会メンバーである5年2組の武田くんに対して、こう言いました。

「他の小学校の友達にもらった手紙に書かれているのですが、武田くんと武田くんの弟さんは何か悪いことをしたそうですね。これは大変なことですよ!」と長田くん。

「すいません、突然の話なので、まずは手紙の内容を見せてください。それと手紙をもらったお友達とは誰なんですか?」と武田くん。

長田くんは手紙を見せました。しかし、なぜか手紙の一部が黒くて見えなくなっていました。また、長田くんは手紙をもらったお友達に迷惑がかかるのでお友達の名前は言えないと断固として名前を明かしませんでした。
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「手紙の中身すべてが読めなくて、誰からもらったかも教えてくれないなんて、本当にその手紙は本物ですか?」と武田くん。

「本当ですよ、この手紙にちゃんと書いてあるじゃないですか!」と長田くん。
「いや、だから誰が書いた手紙で、手紙もすべて見せてくれないと私は何とも判断できないですよ」と武田くん。

こうして、何の進展もなく、とりあえず委員会は終了しました。

しかし、その後、他のクラスのいろいろな生徒達や委員会をケーブルTVで見た人たちから、「長田くんが持っていた手紙そのものは、本当に本物なのか?」と疑問に思う人が増えてきました。そして日を追うごとに、長田くんの手紙は偽物ではないかという意見が多数を占めてきました。

また、武田くんも弟が悪いことをしていると言われたことに相当、腹が立っているようでした。
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不安に思った長田くんは、3年1組の学級委員長である前田くんと相談しました。

「前田くん、ぼくがもらった手紙は本物なんだけど、誰も信用してくれないみたいだ」と長田くん。
「大丈夫だよ、君を信頼しているから。で、手紙を僕に見せてくれないか」と前田くん。
「信じてくれてありがとう。僕を信じているなら手紙を見せなくても大丈夫だろ」と長田くん。

このように言われた前田くんは、どうすることもできず、ただ頷くだけでした。

そして、翌日、学級委員長として、「朝礼」で前田くんは、「手紙は本物であり、かつ長田くんを信じている」と全校生徒を前にして言ってしまいました。
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日を追うごとに、「手紙は偽物」という意見が増し、とうとう長田くんはほぼ毎日開催され、全校生徒が集う大切な「生徒会」にも出席せず、ついには学校にも来なくなりました。

慌てた学級委員長の前田くんは3年1組のクラス全員で、「手紙」について調べました。しかし、事の発端である長田くんがとうとう入院したため、連絡がとれなくなってしまいクラス全員にはあきらめムードが急速に広がっていきました。その間も、「手紙の件はどうなっているんだ」と武田くんを筆頭に、他のクラスの生徒からの質問の嵐はおさまりません。

また、ケーブルTVを見た多くの人も3年1組の対応や長田くんが学校に来なくなってしまったことに怒りを感じる人が増えてきました。
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長田くんの委員会での手紙の発言から約10日後程のある日、突然、「校内放送」のスピーカーから長田くんの声が鳴り響きました。

「全校生徒の皆さん、そしてこの放送を聞いている地域の方々、本当に申し訳ありませんでした。あの手紙は本物ではありませんでした。お騒がせしましたことを重ねてお詫び申し上げます!」

この突然の「校内放送」を聞いた学級委員長の前田くん、そして武田くん、全校生徒や地域の方々は仰天しました。なぜ、最初のお詫びに「校内放送」を使うのか、皆、不思議に思ったのです。
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校内放送の翌日、久しぶりに生徒会に一番乗りで姿を見せた長田くん。

生徒会開催に向けて、全校生徒が参加しようと混雑している中、武田くんの姿を見かけると、突然、長田くんは立ち上がり、武田くんに近づき、話しかけました。

「武田くん、今回は本当に申し訳ありませんでした。心からお詫びいたします。また、弟さんにもお詫びしたいと思っています」と長田くん。

「長田くん、もうすぐ生徒会が始まるんだ。こんなところで突然、お詫びの言葉をもらっても、ちょっと僕もびっくりだなぁ」と武田くん。

「武田くん、何回も言いますが、本当に申し訳ありませんでした」と言って、頭を何度も下げた長田くんは、自分の席に戻っていきました。


またまた、誰もがびっくり仰天の出来事でした。
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「校内放送」から始まり、「生徒会」でのお詫びなど、一部始終を見ていた全校生徒、そしてケーブルTVで流れた映像を見ていた人々は、「どうも筋が通ってないなぁ、本当に分かっているのかなぁ」と誰もが思いました。

ケーブルTVを見ていた「魚屋さん」と魚を仕入れに来た「小料理屋の女将」のお二人の会話です。

魚屋さん:
最初からあの手紙は怪しいと俺は思っていたんだがやはり予想通りの結果となったなぁ。

女将:
そうね、でもお詫びのやり方がおかしいとは思いません?

魚屋さん:
うん、俺だったら、突然、「校内放送」で全員に向かって謝るなんてことはしない。まず、「君なんかと会いたくない」と言われるかもしれないことを覚悟して、武田くんの家の前で武田くんの何時間でもいいから、帰りを待って、まずは武田くんに謝るな。

女将:
そうね。全員に分かってもらう前に、まず武田くんに謝る。その後、校内放送で、「武田くんに謝って、許しを得た。このことをみんなに報告すると共に、改めてお騒がせしたことについてお詫びします。」という感じの方が筋が通っていると思う。

魚屋さん:
そうそう。わざわざ、混雑している「生徒会」で、突然、話しかけるなんて、結局、生徒やTVを見ている俺みたいな人間に対して、「きちんと謝りましたよ、私は」と見せつけているようにしか思えない。

女将:
しゃれでもないけど、「謝り方を誤った」と私は思う。結局、一連の流れに大きな一本の筋が通っていないから、こんな結果になったんでしょうね。

魚屋さん:
そうだね。是非とも3年1組全体も今回の件をもう一度、見直して、筋の通ったクラスになってほしいな。

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以上、皆様、ご承知の今回の騒動やメールの真贋については、ほとんど興味が無く、それよりも他に重要な案件について時間と労力を使って欲しいと、この騒動が始まった当初から思い続けてきた私です。

今回のエントリは、極めて私のブログスタイルとはかけ離れておりますが、あまりにも結末(まだ終わっていないかもしれませんが)に筋が通っていないと思ったため、私なりに書きました。

ちなみに渦中の野党の代表の方は私の地元選出で、地域の祭りや運動会にも昔は良く参加され、年賀状なども頂戴していますが、これらの点とこのエントリの主旨は関係ないことについてご理解ください。
2006.03.03 Friday | 時事問題への思い | comments(0) | trackbacks(0)

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