ベンチャー企業社長の挑戦、そして苦闘

 サン・アクト株式会社は京都で、環境や緑化だけでなく、
深く多様な衣食住空間をできる限り発信することを目指す企業です。
 ベンチャー企業社長である、私自身が語る挑戦と苦闘の日々。
また、妻と5人の子供達の歩み、そして様々な方へ、私なりの思いをこのブログで発信続けていきます。
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論理的思考能力よりも大切なもの

 この週末、家族全員で昼食をとっていた時のこと。食後に私は新聞をひろげました。すると、またある大学の試験内容と一部解答が掲載されていました。京都の国立大学の試験で数学関係だったのですが、下記のような問題でした。
座標空間に4点(2、1、0)、B(1、0、1)、C(0、1、2)、D(1、3、7)がある。3点A、B、Cを通る平面に関して点Dと対称な点をEとするとき、点Eの座標を求めよ。

 本当はこの問題以外にもさらに難しい問題があるのですが、残念ながらいわゆる数学で使う特殊な記号などがある問題ばかりで、エントリするにも記載できないものばかりです。
 実は、私はかなり数学が苦手で、中学・高校時代は数学については中間試験でほぼ0点近く(いわゆる、あきらめ・お手上げ状態)で、期末試験で必死になって勉強して、中間・期末試験の平均点で合格といった感じの学生生活でした。そこで、いつものように、独り言をつぶやきました。

「こんな問題が解けても、社会人になったら関係無いのになぁ」と。
(ちなみにこの言葉は数学や理系の重要性を否定するわけではなく、単なる私の数学への劣等感を示しているものです。何卒、ご理解の程、よろしくお願い致します。)

 すると、妻が私のつぶやきに応えてくれました。

「問題そのものでなくて、これらの問題を解く過程で論理的思考能力が試されるのよ」と。
「なるほど、論理的思考能力は必要だね」と私。

この我々の会話を聞いていた次男坊が一言。

「お父ちゃん、のんびり的思考能力って何?」

 「ろんり的思考能力」を息子は、「のんびり的思考能力」と聞き間違えたわけです。換言すれば、次男坊の頭の中の辞書には「のんびり」はあっても「論理」は、頭の辞書にはまだ入っていないということです。通常であれば、「論理」とはどういう意味か、わかりやすく次男に教えるところですが、今回はしませんでした。それよりも、彼が発した「のんびり的思考能力」というものの重要性に考えさせられました。
 論理的思考能力は、学校教育や様々な経験の過程で養われていくもの。私もどちらかと言えば、いや完全に物事を論理的に考え対処するタイプです。しかし、私自身がすっかり忘れていた思考能力、それが「のんびり的思考能力」です。
 「のんびり的思考能力」も、教育や多様な体験から得ていくものかもしれません。ただ、世間では「論理的思考能力」に重点・視点が置かれ、多くの人々は「のんびり的思考能力」を忘れているのではないかと私は考えます。
 「論理的思考能力」よりも大切なもの、あるいは「論理的思考能力」と合わせて持ち得なければならないもの、それが「のんびり的思考能力」なのかもしれません。「のんびり的思考能力」が備わっていれば、大きなプレッシャーやストレスも乗り越えられるような人間になるのではとも私は考えます。
 問題は、どうやってこの「のんびり的思考能力」を体得するかですが、いずれにせよ、「のんびり的」という考えは極めて重要な考え方・生き方ではないかと、次男坊のちょっとした一言で考えさせられた一日でした。そして、次男坊や我が家の小さな子供達が兼ね備えているであろう「のんびり的」をこれからも大切に伸ばしてやりたいなとも感じました。
 皆様も是非、「論理的」ではなく「のんびり的」な毎日をお過ごしいただければと思います。

追記:
少し古いエントリですが「週刊!木村剛 powered by ココログ: [ゴーログ] 知識が成功を邪魔する」にTBです。

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2006.03.06 Monday | 現代の教育について | comments(4) | trackbacks(0)

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2017.12.15 Friday | - | - | -

皆様のコメント

なんだか逆でした。算数がとてつもなく苦手で、中学に入った時に代数を習ったときに感動した覚えがあります。まあ、数学ってゲームみたいなものだと思てます。お陰さまで、記号を見てもアレルギーがでなくなりました。
人によって得意不得意があるから、個性があっていいのでしょうね。なんでもデキルと言うことはちょっと、どこか怪しいなあと疑ってしまいます。
大西宏 | 2006/03/06 2:28 PM
大西様、私とは逆でしたか。本当に人それぞれですね。
代数で感動されるとは羨ましい限りです。私は代数や幾何といった分野に入った瞬間に数学が苦手になりました。
(小学校時代は算数はまったく苦手意識は無かったです)

いずれにせよ、仰るとおり人それぞれ特異不得意があるから個性も生まれる、何でもできる人はバランス感覚という点でどこかずれているところがあると思っています。

しかし、世の中には何でもできる人は存在しているとは思っています。誰にも好かれる性格かどうかは別として。
小島愛一郎 | 2006/03/06 10:42 PM
♪こんにちは。
私は、学生時代はどちらかと言えば数学が得意で、英語が大の苦手でした。(英語は今も苦手ですが、笑)
図書館で連立方程式を解いていた時、「数学はフィーリングだよ」と発言したら、前に座っていた女子に笑われたことを覚えています。(ただ今、札幌まで移動中の車内です)
あざらしサラダ | 2006/03/08 11:00 AM
あざらしサラダ様、予想通り数学がお得意なのですね。私は国語が大好きでした。さて、「数学はフィーリングだよ」とは名言ですね。というよりもそのように発言できるあざらしサラダ様のようになりたいものです。

ちなみに「英語はフィーリングが大切だよ」なんてことは私も言えることができます。
(札幌、お気をつけて下さいね)
小島愛一郎 | 2006/03/08 2:48 PM
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