ベンチャー企業社長の挑戦、そして苦闘

 サン・アクト株式会社は京都で、環境や緑化だけでなく、
深く多様な衣食住空間をできる限り発信することを目指す企業です。
 ベンチャー企業社長である、私自身が語る挑戦と苦闘の日々。
また、妻と5人の子供達の歩み、そして様々な方へ、私なりの思いをこのブログで発信続けていきます。
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2018.08.01 Wednesday | - | - | -
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早寝早起き朝ごはん全国協議会に思う

今年4月24日に「早寝早起き朝ごはん」全国協議会が発足しました。ご存じ無い方も多いと思います。「こちら」が協議会のサイトです。
(リンクについて触れられていませんでしたので直接リンクとしました。)

この協議会の「趣旨」は、
今日の子どもたちの生活実態を過去と比較すると、就寝時間は遅くなり、朝食をとらないなど食生活の乱れが指摘されている。こうした基本的生活習慣の乱れは、学力や体力低下をもたらすとともに、非行の一因ともいわれている。特に、食生活については、平成17年7月から食育基本法が施行され、食育の重要性が一段と高まっている。このようなことから、子どもの望ましい基本的生活習慣を育成し、生活リズムを向上させ、読書や外遊び・スポーツなど様々な活動にいきいきと取り組んでもらうとともに、地域全体で家庭の教育力を支える社会的機運を醸成するため、国民運動(‘早寝早起き朝ごはん’運動)を全国展開する。


私なりに要約すると、

昔の子供たちと比較し、「寝る時間が遅くなった」・「朝食をとらないなど食生活が乱れている」。これらの要因が「学力や体力低下、非行の一因ではないか」。

よって、望ましい生活習慣を育成し、外で遊ぶ、スポーツなど生き生きとした活動を子供たちに行わせる、そして、「家庭の教育力」を支えるための社会的機運を創出するため、国民運動を展開する。

このような感じでしょうか。かなり変な文章ですが。

この協議会では国だけでなく、PTA・地域団体・教育団体・食に関する民間企業など、既に100以上の各種団体等が加盟しています。さすがに国が動くと、形だけは素早くできあがるようです。

活動内容は、サイトをご覧いただくのが最適なのですが、
「普及啓発事業」(この活動を知ってもらおう)、「地域ぐるみで取組んでいる事例等についての調査研究」、そして「加盟団体ができること」(町内会で早朝のゴミ拾い=早起きせざるを得ない、青少年育成団体が夜間外出する子供へ声かけする=早く寝させる、コンビニ・警察等が連携し深夜にコンビニ前にたむろする子供たちへ声をかける=早く寝るだろう)といった内容が記載されています。

(上記文章は引用ではなく私の要約です。)

さて、ここからが私が思うことです。
------

過去と比較し「子供たちが寝る時間が遅くなった、朝ごはんを食べることが少なくなった」という点はデータなどで現れ、否定することはできません。ただ、なぜこうなってしまったのか。

最大の原因は「社会の変化」だと私は考えます。行政も地域も教育現場も企業も、そして家族も、複合的に徐々に悪い方向に変化し、このような結果をもたらしたのでしょう。換言すれば、「今さら気付くなんておかしい」ということです。ましてや、今頃、「国民運動」として展開するなどという考えを持つこと自体に大きな違和感を覚えます。

「早く寝る子供を増やす」・「朝食を食べさせる」、そのために国民全体がこれらの点を認識し、大きな運動として展開する。早朝のゴミ拾いを町内会でやれば早起きになる、夜に出かけようとする子供たちにやめるよう言えば、早起きになる。恐らく、協議会に属している方々は、もう少し深く考えておられると思うのですが、本当にこの程度のことのみだけで実現すると思われているのであれば、やらない方が良いと私は考えます。
(既に予算化もされてしまっています。)

「早寝・早起き・朝ごはん」に着目するのではなく、なぜこうなってしまったのかについて、国民全体が再度、考え、今、何をすべきかを行政・教育現場・地域・企業などの各クラスターで行動に移すことの方が重要です。

昔は、「太陽が沈めば夕食を摂る、太陽が昇れば起きる」という自然の流れと同じ生活スタイルしか選択できなかったのです。それが現代の社会では、生活スタイルの選択肢があり余る程、増え続けています。私を含め、この選択肢を提供する側、選ぶ側の意識や行動に着目しなければならないと私は考えます。

何事もそうですが、内在する問題を解決せずに、既に顕在化してしまった事象を解決するということは、根本的に無理な話なのです。暮らしやすい生活に慣れてしまった我々が、暮らしにくい生活に戻る覚悟があれば、このような協議会も必要ないといえるでしょう。

少なくとも「国民運動化」させる必要は無いと私は考えます。
2006.05.12 Friday | 社会への思い | comments(2) | trackbacks(0)

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2018.08.01 Wednesday | - | - | -

皆様のコメント

「規則正しい生活は、健全な成長を促すから、規則正しくしなさい!」と言うのは、「勉強すれば、学力が向上する」と言うのと、ほとんど同レベルですよね・・
私の母親は学童で働いていましたが、そこに来る「不規則な生活をする」子は、シングルマザーだったり、父親がパチンコにはまっていたりするようです。
これらの根本的な解決を目指すか、そうなってしまった家庭の子供にどう対応するか(例えば、学童で働く人への給料など)をもっとちゃんと見て欲しいものですね。
taiji | 2006/05/13 9:08 PM
taiji様、おっしゃる通りですね。
根本的な解決が無ければ、結局、何も変わらない。今回の様な件は、マクロでなくミクロで見なければ本当に解決しませんね。

しかしミクロで見ていくと本当に問題は散在しており、誰が何を解決すべきかについてのみの議論に終始し、時間のみが過ぎていくという危険性もあります。

難しいところですね。では、19日に。
(詳細は近々にご連絡します。)
小島愛一郎 | 2006/05/15 9:25 AM
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