ベンチャー企業社長の挑戦、そして苦闘

 サン・アクト株式会社は京都で、環境や緑化だけでなく、
深く多様な衣食住空間をできる限り発信することを目指す企業です。
 ベンチャー企業社長である、私自身が語る挑戦と苦闘の日々。
また、妻と5人の子供達の歩み、そして様々な方へ、私なりの思いをこのブログで発信続けていきます。
<< September 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
<< 他者を変えるためには、まず自らが変わらなければならない | トップに戻る | 男前豆腐店に思う(2) >>

ジョンQで分かる問題解決方法

ジョンQ 最後の決断 デラックス版 (初回限定パッケージ)
ジョンQ 最後の決断 デラックス版 (初回限定パッケージ)

 この週末に見たDVDです。本題に入る前に簡単なあらすじをご紹介しましょう。
 
 ジョンは、妻デニスと9歳になる息子マイクの3人で暮らしていた。しかし、ある日、マイクが野球の試合中に倒れ、病院へ。心臓に大きな問題を抱えており、長くて数週間、最悪の場合、数日の命と宣告される。残された選択肢は「心臓移植」のみだった。
 移植のためには、マイクを移植待機者の名簿に載せなければならないがリストに載せるだけでも高額の費用を事前に支払わねばならず、かつ手術費用もジョンには到底支払える金額ではなかった。また加入している保険も通用しなかった。
 家財道具を売ったり、友人知人から募金されたりと様々な金策に走ったジョン。しかし、ある日、病院から退院勧告が。最後の選択肢として、ジョンは銃を持ち救急病棟を占拠し、名簿に載せることや手術することを要求した。
 籠城を続けるジョンだが、何の動きも無く、万策つきた時。最後に息子であるマイクを救急病棟に入れることを要求した。そしてジョンは、「自らの心臓」を息子に差し出すと、人質となっている外科医に頼む。外科医も最後には応諾。そして最後のシーンへと展開していく。

 かなり、ストーリーをばらしてしまっていますが、ネット上では既に多く語られていますので、今回、ほぼ最後のシーンまでまとめました。

 さて、今回のDVDのストーリーから少し離れ、私なりに問題解決の手法についてエントリします。

 我々が日常で直面する問題は3種類あると私は考えます。

 1)直接コントロールできる問題:
 自分が引き起こした、あるいは自分が関係している事柄

 2)間接的にコントロールできる問題:
 第三者が存在するが、自分も関与可能で、問題解消に影響を与えることが
 できる事柄

 3)まったくコントロールできない問題:
 誰もコントロールできない過去の出来事や、例えば明日の天気など。

 今回のDVDの主人公であるジョンにとって、息子の心臓病は、直接的にも間接的にもコントロールできる問題です。しかし、ジョンにとってコントロールできるはずの問題が解決できません。なぜなら、「お金が無い」からです。

 ただ、「一つ前のエントリ」にも書いたようにジョンは「自らの行動で解決」しようとしました。換言すれば、病院の言いなりになれば、絶対に手術どころか名簿にも掲載されない=他者の影響を受け、問題をコントロールできなず、ただ息子の死を待つのみ、という流れになると言えます。
 そして、善悪はともかくも主体的に問題を解決しようとした結果、最後の選択肢として「救急病棟占拠」という結論を見出したわけです。

 しかし、「救急病棟占拠」は問題解決の手段にしか過ぎませんでした。占拠したところで、息子の病気が治るはずもありません。ジョンの目的は「息子の病気を治すこと」にあります。
 ジョンは外科医に自らの心臓を息子に提供すると話したとき、こう言いました。
 
 最初から自殺しか頭に無かった。生きるもののためには誰かが死ななければならない。神のやり方さえも受け入れない。そして息子の死も受け入れない。

 結局、最終的な自らが選んだ道として最初から「自らの命を絶ち、息子に自らの心臓を提供する」と結論づけていたわけです。ジョン自らができる最大の問題解決の方法は、この手段しかなかったということです。

 このDVDを見て、私が同じ立場ならどうしただろうかと考えました。まずは「金策に走る」、あるいは「誰かに支援をお願いする」といったことをするでしょう。しかしこれらの行動はどれも他人に左右されやすいものばかりです。誰かに依存しなければコントロールできない、解決されないやり方と言えます。
 人間の生命は、最終的には神によって左右されるとクリスチャンであるジョンは理解していても、今回のような状況下で神をも否定し、息子の死をまったく受け入れず、自らの命という最終的・究極の手段を選んだジョン。
 
 もし皆さんがジョンのような状況下に陥った場合、どう考え、どう行動されるでしょうか。ジョンは、「息子の命を守る」という目標に対し、最後まで自らを中心に、主体的に考え行動しました。結果はどうなったとしても、ジョンにとっては確信でき、かつ後悔しない問題解決であったことだけは確かでしょう。もちろん「救急病棟の占拠」ということ自体は賛成できないことですが、ここでは議論しません。

 問題を解決する際、特に今回のような状況では、どうしても他人に左右されやすい手段を多くの人間は選ぶと私は考えます。私もまだその一人です。
 ただ、日常において、いつも自らの考えや行動を中心として問題を解決していれば、第三者に左右されない自分でコントロールできる手段を見出すことができるという事例として、「ジョンQ」を見られることをオススメします。

秀逸な起業家ブログリンク集へ

2006.07.24 Monday | 経営的視点 | comments(0) | trackbacks(0)

スポンサーサイト

2017.09.10 Sunday | - | - | -

皆様のコメント

お気軽にコメント下さい:動画・画像といった関連語句をコメント文章に入れないで下さい。コメント拒否設定となります。









この記事のトラックバックURLです。
http://sunact.jugem.cc/trackback/556
皆様からのトラックバック

是非、ご覧下さい
ティファニーのテーブルマナー
ティファニーのテーブルマナー (JUGEMレビュー »)
W.ホービング
私がホテルマン時代に上司からこれだけは読めと言われた、テーブルマナーを知る基本の書籍。

▲ Page Top