ベンチャー企業社長の挑戦、そして苦闘

 サン・アクト株式会社は京都で、環境や緑化だけでなく、
深く多様な衣食住空間をできる限り発信することを目指す企業です。
 ベンチャー企業社長である、私自身が語る挑戦と苦闘の日々。
また、妻と5人の子供達の歩み、そして様々な方へ、私なりの思いをこのブログで発信続けていきます。
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2018.08.01 Wednesday | - | - | -
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小二女児プール死亡事故に思う

 同じ年代の子供を何人も抱えている親の一人として、今回の事件は簡単には語ることはできない。また簡単に「ご冥福をお祈りします」といったお会いしたことも無い方にありきたりの言葉を述べることもできない。

 ただ、こういった事件については、事件後、しばらく経ってから様々な事実が浮かび上がってくる。事件後、様々なニュース記事やブログエントリを見たが、今日、目にした「頼んでもマニュアル見せず…「京明」元従業員一問一答」には驚くと同時に極めて残念なことが起きていたのだなと実感した、もしこの記事が真実であるとするならば。

以下、上記サイトより一部引用。
−−施設に安全管理のマニュアルはあったのか
 「一度も見たことがない。『見せてくれ』と何度頼んでも『あるよ』というだけで、実際に見たことはない。口頭の説明も受けた記憶はない」
 −−アルバイトを採用する基準は
 「まったくなかった。2、3カ月で辞めるアルバイトが多いため、とにかく頭数だけそろえばいいという調子だった。新聞広告などに募集を出して、応募してきた子はみんな雇っていた。ほとんどが泳げない子だった」

 詳しくはリンク先の記事をご覧いただきたい。

 少し視点を変えてみる。

 一部の報道やブログエントリでは、「指定管理者制度」に問題があるのではという指摘があった。簡単に言えば、行政が保有する公的施設を民間に運営委託するというもの。
 公ではなく民が実質的に運営するため、管理運営費が削減されるのでは、といった思惑が根底にある。ただ、私が評議員を務める財団法人が「指定管理者制度」に応募し、毎回、受託しているものは運営委託され、そうではなく、新たに財団が持つノウハウを活用できると確信し応募した施設は、受託は皆無であった。換言すれば、制度はつくったものの既に形骸化し、ほぼ受託者は変わることは無く、予算のみが少しずつ毎年、減っていくという仕組みが実態である。

 この点から見れば、恐らく、今回、運営を市から委託され、受託先がさらに下請けのような形で委託していた企業はコスト削減に走らざるを得ない。指定管理者制度の負の側面が今回の事件の一端にあるのかもしれないが、負の側面をクローズアップさせることは容易である。
 なぜなら、指定管理者制度で受託している民間すべてが悪ではないからである。私が評議員を務めている財団でも、理事会・評議会といった形で監視体制を構築しており、様々なノウハウが多様な場所で活用されている。

 さて、過日、私は西日本最大300mの流水プール「サンシャインプール」で「家族旅行をした」という内容の記事をエントリした。まさに家族旅行から帰った矢先の事件であった。「サンシャインプール」では、約1時間に一度は、全員をプールから上げ、監視員がもぐってプール内をチェック、プール回りも監視員がチェックしていた。今まで利用していたプールではあまり見られなかった光景だったため、「誰か脱衣室のロッカーの鍵でも落としたのかな」と当初は思っていたが、そうではなく定期的にチェックは実施されていた。

 いずれにせよ、レジャー施設でのプールでは小さい子供には必ず保護者と一緒に泳ぐ必要がある。これは「保護者としての最低限の義務」である。私の家族の場合、5人いるわけで、妻と私が5人を二つのグループに分かれて彼ら・彼女らの泳ぐ姿を見なければならない。小学生組みと幼児組みといった形である。しかし、私は通常、眼鏡をかけているため、一緒に泳ぐ・遊ぶということはできず、プールサイドから見守るしか手段が無い。一緒に泳ぐ場合、ちょっとでも目を離した隙に、子供たちがどこかにいくという危険性がある。よって、最終的な責任は親にあるとは言え、監視員のいわゆる「監視」にも頼らざるを得ない。実際のところ、今までにも何度か、「危ないからお父さんかお母さんと泳いで」と監視員に言われ、子供が帰ってきた経験もある。

 繰り返して言うが、プールだけでなくレジャー施設など子供たちが利用する施設において、子供を安全から守る最終的な責任、あるいは最初に負うべき責任は「親」にある。そして次に施設の監視員・スタッフに責任がある。広義に考えれば「施設管理者・運営者」であろう。

 しかし、今回の「小二女児プール死亡事故」については、いくら親が横にいて子供と一緒に泳いでいても安全確保は無理な状態にあったとしか思えない。電車に子供と手をつないで乗っていて、ドアにもたれていたところ、走行中に突然、ドアが開き、子供だけが風の力で、あっという間に電車から落ちてしまったに等しい話ではないかと私は考える。

 子供を守ることは親の責任である。しかし、人間の力では防ぎきれない場合もある。今回は、まさにその事例の一つであり、今までの報道だけを鵜呑みにする限り、責任は施設を管理・運営した関係者全員にあると私は考える。

 最後に。

 今回の事件をきっかけに、親ができること。それは、「今回の事件をわかりやすく丁寧に、そして言葉を選びながら、自らの子供たちに事件のことを伝え、理解させ、プールに潜む危険性について認識させること」ではないだろうか、我々、一般の子供を持つ人間ができることは。恐らく、学校でも同様に「プールの危険性」については子供たちに伝えているだろう。しかし、子供というのは一旦、プールに入れば夢中になり、周りはほとんど見えなくなるのが常である。よって、毎日のように、繰り返し繰り返し、「プールというものは危ない面もある」ということを少なくとも「親」がまず、子供に伝え続けなければならないと私は思う。

 簡単な、そしてありきたりな言葉であるが、今回のような事件は二度とあってはならないと思う。今後、行政を含む関係者は、いつもの如く、「事故調査委員会」といったものを設置し、再発防止策を講じるだろう。
 ただ、これらの策に過大な期待は持たず、常日頃、できる限り、親も「安全と危険という存在」といった表裏一体のものについて子供たちに伝え続けなければならない責務を担っていることを再度、認識すべきであると私は考える。自分の子供は自分が守ろうとするこしか始まりは無い。

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2006.08.04 Friday | 時事問題への思い | comments(0) | trackbacks(0)

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