ベンチャー企業社長の挑戦、そして苦闘

 サン・アクト株式会社は京都で、環境や緑化だけでなく、
深く多様な衣食住空間をできる限り発信することを目指す企業です。
 ベンチャー企業社長である、私自身が語る挑戦と苦闘の日々。
また、妻と5人の子供達の歩み、そして様々な方へ、私なりの思いをこのブログで発信続けていきます。
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なぜ「エライ人」は馬鹿になるのか:誰もが馬鹿になる可能性を持つ

 「なぜ「エライ人」は馬鹿になるのか」という書籍の第一弾のレビューです。まだまだ書籍の一部だけのご紹介となりますが、それ程、興味深い内容が書かれているとお考え下さい。

なぜ、多くの人が驚くほど同じ道を歩むのか

 いわゆる「エライ立場になった人」。この人種には2つの共通点があると著者は言います。一つ目は、「偉くなればなるほど、その後、誰しもが同じパターンで、その人がなぜか駄目に見えてしまうという点」、二つ目は、「本人には、ほとんど自覚が無いという点」です。

 換言すれば、子供の頃から、ある程度の人間になるまで、「あんな人間にはなりたくないな」といった反面教師のような事例を教育の過程やメディア報道などで、多く見てきたにも関わらず、結局、自らもその渦中に陥ってしまう。しかし、残念ながら自らはその事実を自覚していないということでしょう。

 著者は、偉くなった後、その立場に固執し権力や既得権益を守ることばかりで、「社会のため・組織のため」といった最初の気概をすっかり忘れてしまったかのような人々の共通点を、本書のテーマの一つとしています。

誰もが陥る可能性がある:偉くなって馬鹿になる

 著者は、偉くなって馬鹿になるメカニズムは非常にシンプルで、かつ強力であるため、誰もが落とし穴に入り込んでしまうと言います。また、「エライ人」とは、いわゆる社会的地位が高い人だけでなく、例えば、大学のサークルで部長となった人、有名レストランで働くスタッフなど、ちょっとした組織で偉くなった人や、本当の意味で自分自身が偉くなったわけでもないのに偉くなったと思い込んでしまう人など。これらの人々にも馬鹿になるメカニズムに陥ってしまう可能性があると言います。

 換言すれば、誰しもがちょっとした立場や意識の変化で、「エライ人」になり、馬鹿になるメカニズムに陥る可能性があるということでしょう。

偉くなって「ダメ」になった人とは
 著者は、6つの視点で駄目になった人の共通点をまとめています。
1)他者に対して平気で傲慢な態度をとること
2)地位やお金を利用して人を傷つける人
3)成長が止まる、もしくは後退すること
4)他者のためではなく、自分の欲望を満たすための貪欲さが増大すること
5)思いやりややさしさ、社会のマナーやルールを守るといった倫理観が欠如すること
6)謙虚さがなくなること
7)感謝の気持ちがなくなること

 どうでしょうか、いくつか心当たりのある方はおられるでしょうか。あるいは周囲に、そういった方はおられるでしょうか。

 著者はこれらの視点を基本とし、どうすれば、ダメな人から元に戻ることができるのかについて「著者が考える著者なりの方位磁針」を提示するとしています。

私自身について考えてみる

 上記の6つの視点から自分なりに考えると、正直なところ、「謙虚さが無い」・「感謝の気持ちが薄い」という点が私に該当すると考えています。

 20代後半や30代前半のベンチャー企業の経営者と会話をしていると、どうしても「人生の先輩」という「単に年齢が上である=それだけ苦労や努力、経験をしている量が多い」と無意識に考えてしまい、その考えが会話や行動に出てしまうことがあります。

 逆に、成功している経営者は、年齢に関係なく、「何もわかっていませんので、いろいろと教えてください」といった会話からスタートされる方が多数、おられます。そして、実際に「教えてください。お願いします。」という気持ちが伝わります。もちろん、私もある程度、こういった会話の切り出し方をされる方のタイプを理解していますので、相手が言われることをすべて鵜呑みにすることはありませんが、こういった場面で、「謙虚な姿勢を持ち続ける」ことは非常に大切なことだなと再認識しています。
(再認識することと、実際の行動に移していくことには、かなりの開きがあるのが事実ですが)

 「謙虚さ・感謝の気持ち」を持つ、持ち続けるという点は、社外だけでなく社内にも必要なこと。いや、社内でできない経営者や社員は、外では、表面だけはうまく見えても、分かる人にはすぐに見破られてしまうと私は考えます。

 逆に、外部の目線ばかり気にして、社内に意識を向けないことも、「謙虚さや感謝の気持ち」がなくなる第一段階かもしれません。


(社員はあなたを見ています。あなたは外ばかり見ています。)

 さて、次からは、エライ人の行動や心理について、まとめていきます。いつになるかはわかりませんがお楽しみに。

参考

なぜ「エライ人」は馬鹿になるのか?
なぜ「エライ人」は馬鹿になるのか?
伊東 明

なぜ「エライ人」は馬鹿になるのか?
なぜ「エライ人」は馬鹿になるのか:威張っているだけと言われないために
なぜ「エライ人」は馬鹿になるのか:「馬鹿」にならないためのまとめ

私も参加している起業家ブログをクリック下さい

2007.06.19 Tuesday | 書籍紹介 | comments(0) | trackbacks(0)

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