ベンチャー企業社長の挑戦、そして苦闘

 サン・アクト株式会社は京都で、環境や緑化だけでなく、
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 ベンチャー企業社長である、私自身が語る挑戦と苦闘の日々。
また、妻と5人の子供達の歩み、そして様々な方へ、私なりの思いをこのブログで発信続けていきます。
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世界同時株安:庶民の気持ちと政治家や官僚の気概の乖離に思う

世界同時株安

 まもなく私がいる京都市では市長選が実施される。

 過日、我々の製品を集荷に来た宅配便のドライバーに聞いた。

「今度の市長選、選挙に行かれますか?」と私。
「ここまで腐りきった政治では、誰がなっても一緒でしょう」とドライバー。

 宅配便のドライバーは基本的に年中無休だ。もちろん交代で休みをとっているとしても年末はクリスマスプレゼントやお歳暮、そして正月にはおせち料理の配送といった感じで休む暇が無い。
 換言すれば、取り扱う荷物の量で、景気や世相が体現できる職種ともいえる。景気の移り変わりを良く知っていた一昔前のタクシーの運転手のようなものかもしれない。

 顔見知りで毎日のように会う宅配便のドライバー。彼の顔つきや行動を見ていれば、繁忙期なのか、一段落した時期なのかがすぐにわかる。朝から深夜近くまで働く彼。先に書いたように景気や世相を毎日、肌で体感している彼の一言は、ある意味、一般庶民の声を代表しているとも言えるだろう。

「社長、こんなに政治が腐りきっていている中で、市長が変わったところで、私の生活が良くなると思いますか?」という彼の一言。

 私もそう思う。京都の市長が誰になろうと、私の生活に大きな変化はないだろう。そして我々の会社にも大きな変化はないだろう。

 少し視点を変えてみる。生活に影響があると思われる昨今の世界同時株安についてだ。

 さらに注視しなければならない「世界同時株安」。結果や状況次第で日本の景気や物価に大きく影響するため、我々の事業にも影響がある。
 もちろん大企業程の影響は無いとしても、ニッチかつ定価の無い事業展開をしているため、お客様の財布・マインド次第で見積価格や最終的な価格を下げざるを得ない事態が皆無とはいえない。原油高については既に私の会社でも少なからず影響を受けている。

 そんな中、一人の政治家が恐らく、日本人全員を敵に回したような発言をした。少なくとも私には到底理解できない発言である。
 以下、「鳩山兄弟、80億失うも危機感ナシ? 同時株安」政治も‐政局ニュース:イザ!」から一部引用する。
 世界同時株安で顔面蒼白(そうはく)の一般投資家も多い中、現閣僚で資産トップの鳩山邦夫法相(59)が22日、株価下落で「40億円損した」と告白。法相は、「兄も40億円損してる」と付け加えたが、これに兄で民主党幹事長の由紀夫氏(60)が、「(閣僚なら)対策の必要性を言うべき」と猛批判している。

 「友人の友人がアルカーイダ」発言など、何かと物議を醸す発言の多い法相だが、22日の閣議後会見で、閣議中に株安対策が話題となったことに触れ、自ら「資産公開を基に試算すると『40億円損した』とか、そんなことばかり言われている」と記者団に語り、苦笑いを浮かべた。

 私はこの報道をテレビで見ていた。法相が記者団に喋り、記者団の笑いを誘っていた。笑うほうもおかしいとは思うが、笑わざるを得ない状況なのだろう。

 「40億円損した」と軽々しく言うことに庶民は反感を覚えると法相は思っていなかったのだろうか。恐らく、彼の頭には庶民感覚など皆無であり、リップサービスの一つのようなものだったのだろう。
 まさに庶民と政治家の感覚の極めて大きな乖離の最たる例といえるのではないだろうか。宅配便ドライバーが政治に興味も期待も失くして当然である。

 一般庶民、何の利権もしがらみもない庶民にとって、もはや政治・政治家は無縁の存在。逆に過去から現在まで利権にしがみついていた人々にとっても政治や政治家は頼りにならない時代になってきていると私は考える。しかし頼る人がいないため政治家に頼らざるを得ない人々が、まだ存在している。きつい物言いかもしれないが、今まで「自助努力をしてこなかった人々」と言わざるを得ない。
 カネと票が欲しい一部の政治家。責任逃れ、自己保身、そして天下り先確保のために奔走する一部の官僚。そして自助努力をしてこなかった一部の人々。これら三者があいまって迷走する日本をさらに悪化させ、短期的な政策、みせかけだけの政策がこれからも続けられていくのだろう。

 私の親戚に官僚がいる。あるところで審議官を務めている。彼は親戚の不幸があっても駆け付けられないほど多忙を極めている。政治家の動きに右往左往しながらも毎日、深夜まで仕事を続けている。もちろん週末にゴルフなど行っているはずもない。そんな彼が上司ではないとしても、法相の発言を聞いたとしたら、一瞬、唖然としただろう。あるいは、「またか、もうやめてくれ」と感じたかもしれない。
 私が懇意にしている政治家も、地道に地元の声を何とか国政に反映させようと私欲を忘れ努力している。

 しかし、庶民感覚を失った政治家、そして国民のために存在していることを忘れた官僚がいることも事実だろう。こういった政治家や官僚の「絶対数」が増えている共に、これらの一部の政治家や官僚の気概と庶民の気持ち・感覚が過去よりもかなり大きく乖離しているように私は思う。

 この国に明るい未来はあるはずだ。

 しかし、明るい未来を実現するためには、誰に頼るわけでもなく、我々庶民一人ひとりが、開拓していくしか今は解決策は無いと私は考える。

 そして多くの人々が誰に頼るわけでもなく、自助努力で日々を過ごしていると私は考えている。そうせざるを得ない状況にまで日本は来ている。
 これら多くの人々の努力に対してこれ以上、一部の政治家や官僚は邪魔をしないで欲しいと私は切に願う。

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2008.01.24 Thursday | 時事問題への思い | comments(0) | trackbacks(0)

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